BEAUTY

2019.8.30

ベースメイクの順番、正しく把握できてる?大人メイクは”土台”が大事!

ベースメイクに求めるものといえば、見た目のきれいさと崩れにくさ。つい使うコスメばかり気にしがちだけど、それよりも見直すべきは〈ベースメイクの順番〉だったんです!大人メイクは土台が大事なので、まずは基本の手順ややり方をしっかりおさらいしましょう♡

仕上がりが変わる!ベースメイクの正しい順番って?

みなさんはベースメイクの順番って気にしたことありましたか?「肌をきれいに見せたい」「崩れにくくしたい」と思うと、つい使うコスメにばかり気が取られがちですが…。実はベースメイクの順番を意識するだけでも、仕上がりに差が出るんです!

 

ベースメイクに使うアイテムがいくつか並んでいる写真

今回は、大人女性なら知っておきたいベースメイクの正しい手順について、やり方や選び方のポイントと合わせてご紹介します♡

 

 

 

基本のベースメイクの順番をおさらい!

①日焼け止め

洗顔後、化粧水や乳液で肌を整えたらまず日焼け止めを塗布します。「夏だけ塗っている」という人も多そうですが、紫外線は季節関係なく降りそそいでいるので、1年中しっかり対策するのがベター。肌への刺激を最小限にするためにも、きちんとスキンケアをして、”土台”を作ってから塗るのが基本です。

日焼け止めが置かれている写真

紫外線量が多くなる春・夏はSPF50+・PA++++とUVカット効果のある日焼け止めがおすすめ。秋冬はUVカット効果が低いものでも問題ないですが、乾燥しやすいので、美容液成分が配合されているものを選ぶようにするといいですよ。クリームタイプ、乳液タイプ、スプレータイプなどいくつか種類があるので、自身の好みに合った使用感のものを選ぶようにしましょう。

 

日焼け止めの塗り方

①日焼け止めを手のひらにたっぷりと出す
②おでこ・頬・鼻・あごの4箇所に点起きし、顔全体に伸ばす
③全体に伸ばし終えたら、ムラができないよう両手で顔をおさえる
③余った日焼け止めは、あご下や首に伸ばす

 

 

②化粧下地

日焼け止めを顔全体に塗り終えたら、化粧下地を重ねます。化粧下地には肌表面を整えるとともに、肌トラブルをカバーしたり、肌を明るく見せる効果がアリ。塗る・塗らないではファンデーションのノリも変わるので、「崩れやすい」「ヨレやすい」と感じる人にとっては、化粧下地は欠かせない存在です。

化粧下地が置かれている写真

ほぼ全てのコスメブランドから発売されている化粧下地は、その使用感も様々。「保湿効果が高いもの」「さらっとしてベタつかないもの」「トーンアップ効果に優れているもの」など特徴が異なるので、理想の仕上がりや自身の肌と相談して購入するといいでしょう。

 

化粧下地の塗り方

①化粧下地を手のひらにパール大ほど出す
②おでこ・頬・鼻・あごの4箇所に点起きし、内側→外側に向かって指orスポンジでムラなく伸ばす
③両手のひらで顔をおさえ、化粧下地を肌に馴染ませる
④ティッシュオフし、余分な油分をオフする

 

 

③コントロールカラー

化粧下地でベースメイクの土台を作ったら、コントロールカラーをON。コントロールカラーは”CCクリーム”や”カラーコントロール”とも呼ばれていて、肌の赤みや黄みなどをカバーする役割があります。最近では悩みをカバーするだけでなく、理想の肌に仕上げるために使用している女性も多数。

コントロールカラーが置かれている写真

赤みをカバーしたいときはグリーン。黄みをカバーしたいときはブルーorパープル。血色感を出したいときはピンク…など、元の肌色や理想の仕上がりによって、選ぶべき色も異なるんです。コントロールからは全体に使用するというよりも、悩みが気になる箇所に部分的に使用するのが基本。全体に塗ると不自然な仕上がりになってしまうので、顔全体に塗布する化粧下地とは使い方も異なるんです。

 

コントロールカラーの塗り方

①コントロールカラーを手のひらにパール大ほど出す
②頬や鼻など、悩みが気になる場所に点起きし、スポンジで薄く伸ばす
(肌悩みがない場合も頬のみなど部分使いが基本)

 

 

 

④ファンデーション

コントロールカラーで肌の色味をカバーしたら、ベースメイクの要であるファンデーションの登場!ファンデーションは肌の印象を左右するもの。「ツヤっぽく仕上げたい」「ナチュラルに仕上げたい」「マットに仕上げたい」など、こちらも理想の仕上がりによって選ぶべきアイテムは異なります。

リキッドファンデーションとパウダーファンデーションが並べて置かれている写真

乾燥しやすい人やツヤっぽく仕上げたい人は、リキッドファンデーションがおすすめ。反対にマットに仕上げたい人は、パウダーファンデーションがおすすめですよ。最近ではより自然なツヤ感が出せる、クッションファンデやクリームファンデーションも人気なんです。

 

リキッドとパウダーでは順番が異なる!?

リキッド、クッション、クリームの場合はコンシーラーの前に塗りますが、パウダーファンデーションの場合はコンシーラーの後に塗るのが基本なので、順番を間違えないよう気をつけましょう。

 

ファンデーションの塗り方

《リキッドファンデーションの場合》
①リキッドファンデーションを手のひらにパール大ほど出す
②おでこ・頬・鼻・あごの4箇所に点起きし、内側→外側に向かってスポンジorブラシでムラなく伸ばす

 

《パウダーファンデーションの場合》
①スポンジorブラシにファンデーションを適量とる
②顔の内側→外側に向かって均等に伸ばしていく
③小鼻などの細かい部分は、スポンジの角を使って仕上げる

 

 

⑤コンシーラー

ファンデーションでカバーしきれなかったニキビ、シミ、クマなどの肌トラブルは、コンシーラーで徹底カバー。ただコンシーラーはトラブルが特にない場合は使う必要がないので、そのときの状態に合わせて取り入れるのがおすすめです。

コンシーラーが並んで置かれている写真

コンシーラーもリキッド、スティック、クリーム…などテクスチャーにいくつか種類があり、使用する場所によって適したコンシーラーは異なります。頬やあごなど動きが少ない場所には、スティックタイプなど”硬め”のコンシーラーを。頬や目元など動きが多い場所に、リキッドやクリームといった”柔らかめ”のコンシーラーが使いやすいですよ。

 

クマを隠すのに適しているもの、ニキビを隠すのに適しているもの…など、選ぶ色味によって特徴も異なるので、自身の肌トラブルに合わせて選んでみてくださいね。

 

コンシーラーの塗り方

①ニキビやクマといった肌トラブルがある部分に、コンシーラーを塗布する
②指やスポンジで、肌に馴染ませる

 

 

 

⑥パウダー

コンシーラーで肌トラブルをきれいにカバーしたら、パウダーを上から重ねます。ベースメイクのベタつき感をおさえてくれるパウダーは、リキッドファンデーションを使用している人にとっては必要不可欠。日中の皮脂を吸収してくれるので、ヨレや崩れも軽減されるんです。

パウダーが置かれている写真

パウダーもマットな仕上がりになるもの、パール入りで肌を明るく見せてくれるもの…など、アイテムによって特徴は様々。メイクの上から重ねても自然な仕上がりになるので、ひとつ持っておくとお直しの際にも便利なんですよ。

 

パウダーの塗り方

①パフorブラシにパウダーをとり、手の甲で粉の量を調整する
②おでこ・頬・鼻・あごなど、油分が気になる場所を中心に顔全体に塗布する

 

 

⑦ハイライト&シェーディング

⑥で基本のベースメイクは完了ですが、「顔を立体的に見せたい」「肌にツヤを出したい」という場合には、ハイライトシェーディングを上から重ねます。

ハイライトとシェーディングが置かれている写真

ハイライトは肌に明るさやツヤ感を、シェーディングは肌に影をプラスするアイテム。ハイライトはパウダー・スティック、クリーム、リキッドなどいくつか種類がありますが、シェーディングは大きく分けてパウダー、スティックの2種類になります。

 

最近はプチプラブランドからも使いやすいアイテムがたくさん登場しているので、「使ったことがない」という人は手頃なものから試してみるのもおすすめですよ。

 

ハイライトの塗り方

①鼻、頬、あごなど、高さを出したい場所やツヤを出したい場所を中心にハイライトを馴染ませる

 

シェーディングの塗り方

①おでこ、あご、フェイスラインなど影を足したい場所に、シェーディングを馴染ませる
②ブラシを使ってファンデーションとの境目をしっかりぼかす

 

 

 

⑧アイブロウ

顔の印象を左右するアイブロウは、ベースメイクの最後に仕上げる人もいれば、アイメイクが終わった後に仕上げる人もいます。

アイブロウパウダーとアイブロウマスカラが並んで置かれている写真

基本はベースメイクの最後に行い、バランスを見ながらアイメイクを施すのがやりやすいですが…。元々眉毛がある人は、アイメイクに合わせて眉の濃さを調整した方が抜け感が生まれますよ。これについては人によってやりやすい手順が異なるので、どちらも試した上で、自分に合った方法を見つけてみてくださいね。

 

ハイライトの描き方

①アイブロウブラシを使って、眉の毛流れを整える
②アイブロウペンシルやパウダーなど、好みのアイテムを使用し眉の形を作る
③必要な場合はアイブロウマスカラで、眉の色を調整する

 

 

 

⑨チーク

一通りベースメイクが完成したら、チークを上から重ねます。チークは説明するまでもないですが、顔に血色感や立体感をプラスしてくれるアイテム。女性であればひとつは持っていますよね。

チークが置かれている写真

チークもアイブロウ同様、ベースメイクの最後に仕上げる派と、アイメイクやリップメイクを行った後に仕上げる派の2パターンがアリ。チークを目立たせたいときはベースメイクの最後に使ってもいいですが、ナチュラルに仕込みたいときは、アイメイクやリップメイクとのバランスを見て、最後に仕上げるのがおすすめです。

 

チークの塗り方

①他のメイクとのバランスを見ながら、内側→外側に向かってチークを塗る
②ブラシを使って、ファンデーションとの境目をぼかす

 

 

 

 

BBクリームを使う際の手順は?

では、BBクリームを使う場合はどういった手順でベースメイクを仕上げればいいのか?その特徴と合わせて、こちらも詳しくご紹介!

 

 

①日焼け止め

アイテムによってはUVカット効果があるものもありますが、基本は最初に日焼け止めを塗るのがおすすめです。

日焼け止めが置かれている写真

BBクリームを使う場合も同様、事前に化粧水や乳液で肌を整えておくことを忘れずに。紫外線が強い季節はUVカット効果があるBBクリームであっても、日焼け止めを塗っておくのがベターです。

 

 

②BBクリーム

日焼け止めを顔全体に塗ったら、BBクリームを重ねます。

BBクリームが置かれている写真

塗る際はパール大サイズを手のひらにとり、内側→外側に向かって伸ばすように。手で伸ばしてもいいですが、スポンジやブラシを使うことでナチュラルな素肌感が生まれますよ。ニキビやシミ、クマといった肌悩みがある場所は、重ねて塗ってカバーしましょう。

 

 

③パウダー

基本のベースメイク同様、最後はパウダーで仕上げ。BBクリームだけだとベタつき感が気になるので、パウダーを重ねて余計な油分をおさえます。

パウダーが置かれている写真

このあとは基本のベースメイク同様、好みの仕上がりに合わせて、ハイライト、シェーディング&アイブロウ、チークを重ねて完成です。

 

 

 

 

ベースメイクの正しい順番をマスターしましょう♡

ベースメイクに使うアイテムが並んで置かれている写真

ベースメイクは正しい手順で行うことで、仕上がりにかなりの差が出ます。みなさんも今回の記事を参考に、ぜひ自分のベースメイクを見直してみてくださいね。

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