FASHION

2020.1.19

タイツとストッキングの違いを解説!気になるデニール数やおしゃれコーデ術も紹介

タイツとストッキングって似てるけど違いは?見分け方はあるの?タイツとストッキングの違いとはデニール数なんです!ベージュ=ストッキング、黒=タイツと思っている人はしっかり違いを把握しておきましょう。他にも違いがわかりにくいレギンスも一緒に比較してみましたよ。

タイツとストッキングの違いとは…?見分け方を徹底比較!

白のジャケット×タイトスカートでオフィスカジュアルコーデ出典: #CBK

みなさんは“タイツ”“ストッキング”の違いを知っていますか…?「寒い季節に履くのがタイツでしょ?」「ストッキングといえばベージュ色の薄手のでしょ?」なんてざっくりとした覚え方をしている人も多いのではないでしょうか。

 

タイツもストッキングもとてもよく似ていますが、実は明確な違いがあり、活躍するシチュエーションにも特徴があるんです!そこで今回はタイツとストッキングの違い見分け方のポイントを紹介します。

 

 

 

ストッキングとはなに?

まずはストッキングについて。ずばりストッキングとは、30デニール以下透け感のあるレッグウェア。肌の色に馴染むベージュ色や引き締め効果のある黒が一般的で、脚を綺麗に見せたい時や、お仕事・冠婚葬祭などで素足を隠すためによく使われます。肌色を補正したり、色むらのない綺麗な脚に見せてくれるので脚のファンデーション”とも呼ばれています。

 

 

ストッキングのコーデイメージ

お仕事の日やちょっときれいめに見せたい日に

リネンブラウスとタイトスカートで大人コーデ出典: #CBK

ストッキングを着用すると、ファンデーションを塗ったかのように透明感が出たりキメが細かく見えるので、素足と比較して上品な印象の脚元になります。オフィスカジュアルなお仕事コーデにはもちろん、きれいめに見せたい日のコーデに取り入れてみると洗練された印象になりますよ。

 

 

結婚式や披露宴のようなフォーマルな場所に

膝丈レースワンピースコーデ出典: #CBK

冠婚葬祭の中でも代表的なものといえば、結婚式や披露宴。お呼ばれされたゲストは、華やかさをだしつつも肌の露出は控えるのがマナーとして知られていますよね。ストッキングを着用することでキメの整った美しい脚元を演出できるので、フォーマルな場では欠かせない存在です。

 

 

冬はさりげなく肌見せするのに使える

トレンチコートとテーパードパンツコーデ出典: #CBK

真冬は寒くてたくさん着込んでしまい”もっさり”しがちですが、ストッキングを履いてさりげなく足首を見せることでグッとあか抜けたコーデが作れますよ。ストッキングはカジュアル使いできない…というイメージがありますが、真冬であれば素足風コーデに使うことができるんです。

 

 

つまりストッキングとは…

・形:パンストタイプからソックスタイプまで幅広い
・季節:オールシーズン
・特徴:30デニール以下
・目的:脚を綺麗に見せるため、素足を隠すため
・主なシチュエーション:お仕事、冠婚葬祭

 

 

 

タイツとはなに?

タイツとは、30デニール以上のレッグウェアのこと。ストッキングと比べてデニール数が大きいので、生地が厚手なのが特徴。着用する時期は秋の終わりから・真冬・春先までで、寒さから脚を守るための防寒アイテムとして使うのが一般的です。色のバリエーションはもちろん、コットン・ポリエステル・リブニット・裏起毛など生地の種類も豊富なので、コーデの雰囲気に合わせてタイツも変えるのが通です!

 

 

タイツのコーデイメージ

半端丈の隙間が寒い時に

ニットマーメイドスカートのコーデ出典: #CBK

真冬にスカートやワンピースを着ると、裾の絶妙な隙間が寒いんですよね…。生足だと寒いし靴下だとカジュアルになりすぎてしまいますが、タイツなら冷たい風からカードしつつスッキリまとまるのでバランス◎。真冬に半端丈のボトムスを履くなら、タイツがあれば怖いものなしです。

 

 

冬に脚を出したい時に

ミニスカートのタイツコーデ出典: #CBK

真冬にミニ丈のスカートを履くなら、デニール数の大きい肉厚なタイツがマストです。30デニール以上がタイツとは言っても、100デニール以下はうっすら透け感があるので寒いかもしれません…。コットンやリブニット、裏起毛などのタイツを選んで暖かく仕上げましょう!

 

 

つまりタイツとは…

・形:パンストタイプ
・季節:おもに冬(秋・春の寒い日)
・特徴:30デニール以上、素材や色の種類が豊富
・目的:防寒
・主なシチュエーション:お仕事から普段着まで幅広い

 

 

 

レギンスとはなに?

タイツやストッキングと同じレッグウェアの仲間でもあるレギンス。レギンスは足首から下がなく、パンツのような形をしているのが特徴です。ただし、レギンスをパンツのように単体で履いてしまうと、お尻まわりが丸見えになってしまうので危険…!オーバーサイズのトップスと合わせたり、スカートやワンピースの下に重ねてレイヤードを楽しむのがおしゃれ女子流です。

 

 

レギンスのコーデイメージ

お尻を隠せばパンツ感覚で履ける

ライトグリーンのレギンスとスウェットコーデ出典: #CBK

合わせるトップスに気をつければ、レギンスをパンツ感覚で履いてもOK。お尻が隠れるくらいのオーバーサイズのトップスを選べば、レギンス単体で履いても気になりませんよね。トップスのゆるさが際立ってシルエットも小洒落ちゃいます。

 

 

ワンピースをカジュアルに着たい時に

シースルーキャミワンピースとレギンスコーデ出典: #CBK

レギンスはワンピースをカジュアルダウンしたい時にも活躍。ワンピースの下にレギンスをレイヤードすると、抜け感が出て雰囲気がガラッと変わりますよ。ワンピースはコーデが広がりにくく飽きやすいアイテムですが、レギンスを重ねると新鮮に感じるのでマンネリ打破にももってこいなんです。

 

 

つまりレギンスとは…

・形:ウエストから足首までを覆う
・季節:オールシーズン
・特徴:素材や色の種類が豊富
・目的:おしゃれのため
・主なシチュエーション:カジュアルな服と相性がいい

 

 

 

タイツ・ストッキング・レギンスの違いや見分け方はこれで完璧♡

ドットスカート×ハイネック×タイツコーデ出典: #CBK

タイツにストッキングにレギンス…似ているように見えてハッキリとした違いがありましたね。タイツとストッキングはとくに似ていますが、明確な違いはデニール数なんです。他にも履く目的や活躍するシチュエーションにも違いがあるので、今まで曖昧に覚えていた人は見分け方をしっかりおさえておきましょう!

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