LIFESTYLE
2021.7.16
「ワンチャン」の本当の意味とは?正しい使い方や由来を徹底解説!
「ワンチャン」の意味
「ワンチャン」とは、「可能性がある」という意味で使われている言葉です。「もしかしたら」や「ひょっとすると」と同じように使われています。SNSなどのネット上だけではなく、日常的に幅広い年齢層で使われている言葉です。ただ、「可能性がある」という意味で使われていることが多いものの、微妙に違ったニュアンスや意味で使われていることがあり、使うシーンによっては誤って相手に伝わってしまうケースも。また、「ワンチャン」のほかにもチャンスがないという意味の「ノーチャン」や、確実に可能性があるという意味の「フルチャン」という言葉があります。
「ワンチャン」の使い方
たとえばランチに誘われたとき、あなたの予定が埋まっていたとします。ですが、午前中の予定を早く終わらせることができたらランチに行くことが可能という場合に、「ワンチャンランチに行ける」という風に使うことができます。ほかにも、ゲーム中で負けそうでもまだ勝つチャンスがあるときに「ワンチャン勝てる」と言ったり、単純にそのことを「ワンチャン」と一言で言ったりします。
「ワンチャン」の由来・成り立ち
英語の「one chance」からきていて、「ワンチャンス」を略して「ワンチャン」になりました。先にご紹介した「ノーチャン」や「フルチャン」も、「ノーチャンス」と「フルチャンス」の略語です。実はもともと麻雀における用語で、”一回のチャンスで逆転できる”という局面のときに「ワンチャン」と言われていたものが、同じような「チャンスがある」という意味合いで一般的に使われるようになり、今ではその使い方や意味合いに多様性があります。
いかがでしたか?
正しい意味で「ワンチャン」を使っていた人も、由来を知らなかったという人がいるのではないでしょうか。何気なく使っている日本語のスラングでも、成り立ちや意味をしっかり調べてみると新しい発見があっておもしろいですね。