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2020.7.08

「溌剌」=「はっし」…?意外と読めない常用漢字4選!

今回は「溌剌」「欣然」「合羽」「糸口」という4つの難読漢字を紹介します。あなたは4つのうちいくつ読むことができましたか?1つでも「読めない…!」と思った人は、引き続き目を通してみてくださいね。

「溌剌」の読み方と意味

「溌剌」は「はつらつ」と読みます。意味は、「元気のよいさま」「生き生きとしているさま」を表します。また、魚が飛び跳ねる様子を意味することもあります。「溌剌(はつらつ)とした声」「溌剌(はつらつ)とした話し方」「溌剌(はつらつ)とした若さ」のように使います。「溌(はつ)」は「発」の意味と似ており、”水”に関することで用いられる場合が多いです。「剌(らつ)」は「勢いがいいこと」を表します。どちらも「勢いがあること」を意味する漢字なので、2文字を重ねてより強い意味を表しています。参考に、「溌剌」を使った四字熟語で「元気溌剌」があります。読み方は「げんきはつらつ」となります。

「欣然」の読み方と意味

「欣然」の読み方は「きんぜん」で、意味は「喜ぶ様子」「喜んで物事をするさま」となります。「欣然(きんぜん)と努力する」のように使います。欣然の類語には、「満悦」「天にも昇る心持ち」「浮かれる」「大喜び」「有頂天」などがあります。「欣」という漢字が「喜ぶ」という意味につながらない…と感じた人がいると思いますが、実は「欣」には、「喜んで気がウキウキする」という意味があるのです。2文字で意味がわからないときは、漢字を分解してそれぞれの意味を理解するとわかりやすくなりますよ♪

「合羽」の読み方と意味

「合羽」の読み方はわかった!という人も多いのでは?ヒントは私達の身近にあって、雨の日に大活躍するアイテムです。正解は「かっぱ」です。意味は「雨天のときのマント」「雨や雪を防ぐケープのようなもの」となります。水中に住む妖怪を指す場合もあります。類語には「レインコート」「雨ガッパ」「外衣」があります。 「カッパ」はポルトガル語の「capa」からきており、「合羽」は当て字とされています。

「糸口」の読み方と意味

「糸口」も「合羽」同様に読めた人が多いのではないでしょうか?「糸口」は「いとぐち」と読みます。意味は、「糸の先」や「きっかけ」を表します。たとえば、「解決の糸口」のように使います。類語には「ヒント」「手がかり」「引き金」などがあります。

難読漢字っておもしろい♪

いかがでしたか?意外と読めない難読漢字って多いんですよね〜。これを機に難読漢字への理解を深めてみてくださいね!

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