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2020.7.01
「会釈」は「かいしゃく」ではありません。読めそうで読めない漢字4選
読めそうで読めない漢字①「会釈」の読み方
会釈の正しい読み方は、「えしゃく」です。「会釈(えしゃく)」は軽いお辞儀やあいさつを意味します。英語では「bow」と訳し、「to bow slightly(意味:軽く会釈する)」のように使います。類語は「礼」や「目礼」などがあります。語源は、仏教語の「和会通釈」を略した言葉と言われています。
読めそうで読めない漢字②「首肯く」の読み方
「首肯く」の読み方は、「うなずく」です。「頷く」の方は見る機会が多いので読みやすいですが、「首肯く」はスッと読めない人が多いのではないでしょうか。意味はそのまま「うなずくこと」で、ほかには「賛成する」という意味もあります。英語では「nod」や「agree」と訳します。類語は「首を縦に振る」「同意」「承諾する」などがあります。ちなみに、「首肯」という言葉を含んだ「首肯点頭(しゅこうてんとう)」という四字熟語がありますが、意味は同様に「うなずくこと」です。また「点頭」にも「うなずく」という意味があります。
読めそうで読めない漢字③「逼迫」の読み方
「逼迫」の読み方は「ひっぱく」です。「逼」の漢字が常用漢字から外れているため、読み方に迷う人も多いのではないでしょうか?「逼迫」は「余裕がない」「ゆとりがない」状態を意味し、「事態が逼迫する」のように使われます。また、英語では「be tight」のように訳します。類語は「すぐそこまで来た」「切迫した」「急を要する」「非常事態の」「一刻を争う」などです。
読めそうで読めない漢字④「生憎」の読み方
「生憎」の読み方は「あいにく」で、意味は「やろうと思うのに、都合が悪いさま」を表します。ビジネスシーンでは、”残念だけど断らなければならない事情がある”といった場合に使われます。たとえば「生憎(あいにく)ですが、◯日は予定が入っており参加できそうにありません」のように使います。類語は「折悪しく」「運悪く」などです。
「会釈」の読み方&読めそうで読めない漢字のまとめ
いかがでしたか?あなたが読めた漢字はいくつありましたか?読み方がわからない漢字があった人は、この機会にしっかり理解を深めてくださいね◎
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