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2020.6.23

「顧みる」=「こころみる」じゃない?読めそうで読めない漢字

突然ですがみなさんは「顧みる」を正しく読めていますか?「え、こころみるじゃないの?」と思ったみなさんは要注意!今回は、「顧みる」の正しい読み方や使い方を解説していきます。ぜひ新しく知識をアップデートしましょう。

「こころみる」は間違い!

そう実は、「顧みる」の読み方は「こころみる」ではありません。正しくは「かえりみる」なんです。みなさんは正しく読めていましたか?勘違いしていた方は今日から知識をアップデートしましょう。

「顧みる」の意味をおさらい

「顧みる」には以下のような意味があります。

・過去を思い回想する

・物事や人を心配し、気にかけているさま

・背後を振り返り、見る

主に「過去を思う」、「心配する」の意味で使用されていることがほとんど。たとえば、「過去に起こった出来事を顧みて感慨にふける。」などと使用することができますね。

「省みる」との違いはあるの?

ここで気をつけたいのが「省みる」との区別です。「顧みる」が過去を振り返ってそれに関して思いを起こすという意味である一方で、「省みる」は単純に「過去を振り返って反省する」という意味なのです。そのため、自分の行いを振り返って反省したい場合は「省みる」を使用しましょう。たとえば、「過去の過ちを省みる」などと使うことができます。

それぞれの覚え方を紹介

どちらも同じ読み方だとつい知識が交差してしまいがち。そのため、「顧みる」は「回顧」、「省みる」は「反省」と覚えてみるのがおすすめです。どちらもそれぞれの「かえりみる」と同じ意味になります。

正しい知識で自分を磨いていこう

今回は「顧みる」の読み方や使い方などを詳しく解説しました。今日紹介した「かえりみる」以外にも、私たちが勘違いしていたり、意外にも読めない漢字って非常に多く存在するんです。これを機に、ぜひ正しい日本語の知識を養ってみるのもおすすめです。自分を磨くことで、新しい世界や文化に出会うことができますよ!

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