BEAUTY
2019.8.18
優しくメイクを落とせる《乳液クレンジング》に注目!そのやり方って?
優しくメイクと落とせる。乳液クレンジングって?
みなさんはメイクを落とす際、どんなアイテムを使用していますか?一般的にはオイルクレンジングやクレンジングシートといった、クレンジング剤を使うのが主流ですが…。最近ではスキンケアに使用する”乳液”を使って、メイクを落としている人も増えているのだとか!
「乳液クレンジング」という名前で、じわじわ人気が高まっているこの方法。今回は実践しながら、その効果&やり方を詳しくご紹介しちゃいます。
乳液クレンジングはこんな人におすすめ!
まずは普段のメイクや肌の状態から、乳液クレンジングに適しているかをチェック。「優しくメイクを落としたい」それは誰もが思うことですが、中でも次の3つに当てはまる女性には、ぜひ乳液クレンジングを試してみてほしいんです!
✔️ナチュラルメイクの女性
ベースメイクは仕上げ用パウダーだけ、アイメイクでアイシャドウとアイライナーで薄く仕上げている程度。いわゆるナチュラルメイクの女性は、乳液でも十分きれいにメイクをオフすることができますよ。普段はしっかりメイクしているという女性でも、ちょっとしたお出かけのために軽くメイクした日には、乳液クレンジングで優しく落としてあげるのがおすすめです。
✔️年中問わず肌が乾燥しやすい女性
秋・冬だけでなく、春・夏も肌が乾燥してしまう人も、ぜひ乳液クレンジングを試してみるべき。カサつきやすいお肌にクレンジング剤を使って、さらなる乾燥を引き起こしているのはよくないループ。
化粧水や乳液など肌に加えるものを見直す前に、「肌に必要な油分を無くしている原因は何か?」見直してみると、普段のクレンジングや洗顔方法に原因は見つかるはず…!うるおいを残しつつメイクを落とせる乳液クレンジングは、乾燥肌の女性にぴったりなんです。
✔️クレンジングを使うと肌が荒れてしまう女性
メイク落とし専用のアイテムを使うと肌が荒れてしまうという女性も、一度乳液クレンジングを試してみるといいかも。クレンジング剤に含まれている成分が肌の刺激となり、トラブルを引き起こしている可能性もあるんですよ。
実際に「メイク落としの代用として乳液で落とすようになってから肌荒れしなくなった」という女性も多く、クレンジングの方法を変えるだけで、肌の状態も驚くほど変わるんです!
乳液でメイクを落とす…その仕組みって?
肌にいいのは分かったけど、気になるのは「本当に乳液でメイクが落とせるのか?」「乳液はメイク落としの代用品となるのか?」というポイントですよね。これについてははっきり「YES」と言えます。
…というのも、私たちがメイクに使用しているコスメって、石油などの”油分”を使用して作られているんです。リップ、アイシャドウ、ファンデーションなど、ほとんどのアイテムが油分を使用。(ブランドや商品によっては使用されていないものもあります)油分同士は相性がいいので、クレンジング剤じゃなくても、油分が含まれているアイテムであれば落とすことができるんです!
ホホバやスクラワンなど、天然オイルでも代用可能!
なので言ってしまえば、ホホバオイルやスクラワンオイルといった天然のオイルでも落とすことが可能。基本は乳液を使用するのがおすすめですが、極度の乾燥肌の場合は天然オイルの方がいいかもしれません。
乳液クレンジングの方法をおさらい!
では、実践しながら、乳液クレンジングのやり方を紹介していきますね。
①手のひらに乳液をたっぷりと出す
まずはクレンジングに使用する乳液を、手のひらにたっぷりと出します。この際使用するクレンジングは、プチプラのものでOK。
少量の乳液だとメイクときれいに落としきることができないので、あらかじめクレンジングに使用する用の乳液を用意しておくのがおすすめです。
②くるくるとマッサージしながらメイクを浮かせる
乳液を肌にたっぷりとのせたら、指の腹を使ってくるくるとマッサージ。乳液に含まれている油分によってメイクが浮いてくるまで、時間をかけて優しくマッサージを行います。
かける時間は大体5分ほど。クレンジング剤を使う際と比べて長いと感じてしまいますが、ゴシゴシと力を入れて擦ることがシワや乾燥を引き起こす原因に繋がってしまうので、ここはしっかり時間をかけて”肌に優しく”を意識しましょう。
③ポイントメイクはコットンでパックしてからオフ
リップ、アイシャドウ、アイライナーなどのポイントメイクは、コットンに乳液を含ませパックしてからオフします。
こちらも5分ほど時間をおき、コットンをするんと滑らせるように落とすと、1回できれいにオフできますよ。お風呂でメイクを落とす場合は、入浴中にパックしておくのがおすすめ。そうすることでパック時間も体が冷えずにすむんです。
④お湯で洗い流し洗顔する
メイクが落ちたのを確認したら、お湯で優しく洗い流して完了。その後洗顔をして、化粧水や乳液で肌を整えて…というのが一連の流れです。
ポイントメイクにかかる時間を含めると、クレンジング時間は約10分。クレンジング剤を使う場合より時間はかかってしまいますが、本来はメイクにかけた時間と同じくらい、クレンジングにも手間と時間をしっかりかけてあげるべきなんです!
ちなみに…毛穴悩みには〈乳液洗顔〉もおすすめ!
「乳液でクレンジング」ではなく「乳液で顔を洗う」という美容法も以前ツイッターで話題になりました。毛穴がごっそり消滅するといった口コミが多いので、毛穴や黒ずみが気になる人は合わせて試してみてくださいね。
乳液クレンジングの注意点はある?
肌に負担をかけずにメイクと落とせる乳液クレンジング。ですが、知っておいて欲しい注意点もあるので、やり方と合わせてこちらもしっかり押さえておきましょう。
〈濃いメイク〉は落とせない
はじめにナチュラルメイクの方におすすめとお伝えしましたが、逆を言えば”濃いメイク”は乳液クレンジングでは落とすことができません。
リキッドファンデーションをがっつり塗っていたり、ウォータープルーフのアイライナーやマスカラ、ティントリップを使っている場合も同様。濃いメイクに乳液クレンジングを行うとメイクを落としきれず、それが肌トラブルの原因に繋がってしまうので注意しましょう。
〈日焼け止め〉は落とせない
また日焼け止めなど、クレンジング剤が必要なアイテムを使っている場合もNG。
ただ、洗顔料で落とせる日焼け止めの場合は乳液クレンジング&その後の洗顔で落とすことができるので、一度自身が使っているアイテムを確認してみるといいかも。
肌によって〈合う・合わない〉がある
乾燥肌の女性におすすめの乳液クレンジング。ですが、油性肌の女性には向かないので、この場合ははじめから使用を避けるのがベター。
落としきれなかった皮脂が、ニキビや毛穴トラブルを引き起こす可能性も高いので、自分の肌に合ったクレンジングを行うようにしましょうね。
乳液クレンジングで優しくメイクをオフしましょう♡
乾燥が防げたり、肌のコンディションが整ったりと、嬉しいことがたくさんある「乳液クレンジング」。もちろん合う・合わないはありますが、気になる人はぜひ一度試してみてくださいね。
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