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2020.7.25

「心太」=「こころふと」…?意外すぎる読み方とは!

小学生でもわかる簡単な漢字の組み合わせなのに、読み方がわからない…。そんな漢字ありませんか?今回は、意外な読み方をする漢字をまとめました。知っておいて損はないので、ぜひチェックしてください!

『心太』って?ヒントは食べ物!

ずばり「ところてん」です。夏にピッタリのところてんですが、なぜ「心太」と書くのでしょうか…?ところてんは、テングサなど紅藻類を茹でて発生した寒天質を冷まして固めた食べ物です。それを「天突き」と呼ばれる専用器具を用いて、押し出しながら細く切って完成させます。この原料であるテングサですが、古くは平安時代、煮凝る海藻であるという意味から「凝海藻(こるもは)」と呼ばれていました。そして、凝海藻を煮凝らせたものを「こころふと」と呼んだそうです。この呼び名に「心太」という漢字が当てられました。そこから、こころたい→こころてい→こころてん→ところてんという風に徐々に読み方が変わっていったとのこと。諸説はあるようです。

お酒を飲むときに使う『猪口』

ずばり「ちょこ」です。いのくちと読んだ方もいるのではないでしょうか。お酒好きの方には簡単な質問だったかもしれません。「ちょく」という呼び方が転じて「ちょこ」となったと言われていますが、「ちょく」の語源は明らかではなく漢字も完全に当て字のようです。ほかにも、おちょこの見た目がイノシシの口に似ているから「猪口」と書くという説もあります。

くろこ…? 体にある『黒子』は何と読む?

正解は「ほくろ」です。イメージしやすいので、一度知ったら覚えやすいかも。ほくろは紫外線を浴びると増えやすいと言われているので、今からの季節は要注意です!ちなみに黒子は別の読み方があります。それは「くろご」。歌舞伎の役者の後見役、またはその衣装を意味します。

『他人事』 知っていないと恥ずかしいかも…

「たにんごと」…ではありません。正しくは「ひとごと」です。言葉の由来は人事(ひとごと)。人事(じんじ)と読めてしまうため、混乱を避けるために「他人事」と書くようになったとか。ですが、最近ではこの誤った読み方である「たにんごと」を耳にすることが多いのも事実です。

正しく読めましたか?

みなさんは、パッと見てわかりましたか?意外な読み方を知っておくだけで、知的な印象をGETできちゃうかも!友人や職場の人に聞いて、ちょっとした会話のネタにしてみてください。

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