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2020.6.25

「公の場」を「こうのば」とは読みません!読めそうで読みにくい漢字4選

実はソレ、間違いなんです…。「公の場」を「こうのば」と読まないってこと知ってましたか?読めそうで読みにくい漢字は、案外日常の中に潜んでいます!そんな漢字を4つ集めました。これを機会に、まとめて覚えちゃいましょう♪

①「公の場」は「こうのば」ではなく…

正しくは「おおやけのば」と読むのが正解です!言われてみれば、となりますよね♪”公共の場”や”公共の場所”のように特定の個人だけのものではない場所のことを指します。”公の場で発表する”のように、何か決定したことなどをみんなに知らせるシーンで使われますよね。

②「凡そ」は「おおよそ」ではなく…

正しくは「およそ」と読むのが正解です!「およそ」から音が変わって「おおよそ」という言葉ができたのですが、「おおよそ」を漢字で書くと「大凡」が正解になります。これはどちらも同じ意味になる上に、音も似ているので「凡そ」を「およそ」とも「おおよそ」とも読んでしまうわけですね。意味は”だいたい”や”おおかた”のほかに、”いいかげんなさま”や”全く”のように否定的な意味もあります。

③「あり得る」は「ありえる」ではなく…

正しくは「ありうる」と読むのが正解です!ですが、こちらの漢字にはややこしい点があります。ニュースや広辞苑、辞典などでは「ありうる」が正しいとされていますが、口語では「ありえる」がよいとされているんです!正しい読み方が「ありうる」なのに、口に出すときは「ありえる」というのは微妙な線引きですよね。ちなみに意味はみなさんご存知の通り、”可能性がある”ことに対して使います。

④「用いる」は「よういる」ではなく…

正しくは「もちいる」と読むのが正解です!”用にして使う、使用する”という意味があり、”辞書を用いて言葉を調べる”という風に使うことができます。先に挙げた3つの漢字は、スマートフォンやパソコンを使って間違えた読み方で変換しても上位に出てきてくれます。ですが、「よういる」の変換の上位には「用いる」が出てきてこず、変に思ったことがある人も中にはいるのではないでしょうか。

大人なら知っておこう!読みにくい漢字

日常的に出現率が高い漢字でも、意味はわかるけど読み方がわからなかったり、多くの人が間違えて読んでいるため気付かない場合もあります!正しい読み方を確認して、「確かにそうかも」とピンとくるものもあったのではないでしょうか。

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