LIFESTYLE

2020.7.02

《冠婚葬祭で使う漢字》大人なら知っておきたい「香奠」「湯灌」「弔辞」の読み方

みなさんは、冠婚葬祭で使われる「香奠」「湯灌」「弔辞」という漢字を読むことができますか?日本に古くからある伝統のものは、漢字ひとつでも難しいものが多いですよね…!大人なら知っておきたい、その3つの漢字の読み方をチェックしましょう♪

「香奠」ってどう読むの?

「香奠」という漢字は、「こうでん」と読みます!近頃では、「香典」と書かれているのを見るのが多いですね。「香典」も「香奠」と同じ意味で使われています。葬儀のときに、死者の霊前に香の代わりに供える金銭のことを指し、「御香奠」や「御香典」と書いて使います。今では「香奠」という漢字は年配の層しか読むことができないため、「香典」を使う方が望ましいです。

「湯灌」ってどう読むの?

「湯灌」という漢字は、「ゆかん」と読みます!葬儀のときに、”遺体を入浴させ、洗浄する”ことを指します。遺体を綺麗に拭いくだけの「清拭」で、簡易に済ませる場合もあります。”現世での悩みなどを洗い流し体を清めることで、故人を無事に成仏させる”ために行われてきた儀式です。また、闘病でお風呂に入ることができなかった人をお風呂に入れてあげたいという遺族の気持ちを伝えるためでもあります。

「弔辞」ってどう読むの?

「弔辞」という漢字は、「ちょうじ」と読みます!葬儀の際に、霊前に捧げる”故人へ贈る別れの言葉”のことを指します。一般的には宗教を問わずに読まれることが多いです。「弔辞」を読むのは、故人ととても仲の良かった人が依頼されることがほとんど。葬儀の規模により、1人ではなく数人が代表として選ばれます。

ほかにも知っておきたい!

葬儀で使われる言葉で、「供花」があります。こちらは、「きょうか」または「くげ」と読むことができます。”供える花”という漢字の通りに、故人にお供えする花のことを指します。ほかにも、「弔電」という言葉がありますが、こちらは「ちょうでん」と読みます。お通夜や告別式などの葬儀に出席できない場合に、故人やご遺族にお悔やみの気持ちを伝えるために送る電報のことです。

大人なら覚えておこう!冠婚葬祭で使う漢字

冠婚葬祭で使われる漢字は普段目にしないものが多いです。その言葉の意味も同時に覚えておきたいですね!間違えて覚えていたり知らなかったりした場合に、NGマナーになることがあるので注意しましょう。

※本文中に第三者の画像が使用されている場合、投稿主様より掲載許諾をいただいています。

「新進気鋭」は何と読む?社会人が知っておくと便利な四文字熟語4選