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2020.6.29

「設える」は「せつえる」じゃない!意外と知らない《正しい読み方と意味》とは

「設える」ってどう読んでいますか?「せつえる」と読んでいた人、それは間違いです!意外と知らない「設える」の正しい読み方と、意味を解説します。覚えておくと知的女子に♡

「設える」は「せつえる」ではない!

「設える」の正しい読み方は「しつらえる」です。「設」は「設定(せってい)」や「建設(けんせつ)」など、音読みで「せつ」と読むことが多いので、「せつえる」と読み方を間違えやすい漢字です。訓読みでは、「もうける・しつらえる」と読みます。

「設える」ってどんな意味?

「設える」は、建物や部屋に対して使う言葉で、2つの意味があります。「ある目的のために、ものを備え付ける」「整理して配置し、部屋を綺麗に飾り付ける」です。「設置する」という意味で使うときと、「飾り付ける」という意味で使うことがある、ということを覚えておきましょう。

「設える」ってどんなとき使う?

設置するという意味で使うときは、「お気に入りのサンダルやスニーカーが、何足もあって靴箱に収まらないので、シューズクローゼットを設えることにした」このような言い方をします。飾り付けるという意味で使うときは、「明日は彼の誕生日だから、気合いを入れて部屋を設えないと!」「北欧風に設えたベッドルームがお気に入り」このような言い方になります。

似たような「誂える」「拵える」の読み方は?

「誂える」の読み方は、「あつらえる」です。自分好みに注文して作らせるという意味で、「結婚式のドレスを誂える」このような使い方をします。「拵える」は「こしらえる」と読みます。自分が納得できるものを作る・身支度を整えるという意味で、「晩御飯を拵える」や「デートだから気合いを入れて、身なりを拵える」このような使い方をします。

これで知的女子に♡

「設える」は「しつらえる」と読み、なにかを設置する・部屋を飾り付けるという意味です。友達との日常会話では、あまり使わない単語ですよね。ですが仕事や目上の人と話すときに、出てくるかもしれないので、この機会にぜひ覚えておいてください。似ている「誂える(あつらえる)」「拵える(こしらえる)」も合わせて覚えてくださいね。

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