「塩梅」を「えんばい」って呼んでない?正しい読み方とは

[記事公開日]2020.6.17
[最終更新日]2020.6.18

文字を見るだけで口が酸っぱくなってしまう「塩梅」ですが、一体どう読むのが正しいのでしょうか。読み間違いで恥ずかしい思いをしないように、今回は「塩梅」の正しい読み方や使い方、その由来を学んでいきましょう!

「塩梅」の正しい読み方

「塩梅」の正しい読み方は「あんばい」です。みなさんは分かりましたか?ついつい「えんばい」と読みがちですが、気を付けましょう。「塩梅(あんばい)」は書き言葉というよりも、日常会話の中で登場することが多いので、使っていても意外と漢字を知らない方も多くいます。ただし「えんばい」と読む場合もあるそうなので、必ずしも間違いではないようです。

「塩梅(あんばい)」の正しい使い方

「塩梅(あんばい)」の正しい使い方を改めて聞かれると、少し答えに不安になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。「塩梅(あんばい)」とは物事のかげんを見ること、特に料理の味を確認するときに用いられたり、体の調子を表現するときなどに広く用いられる言葉です。似たような意味を持つ言葉としては「調子」や「加減」「具合」などが当てはまります。

「塩梅(あんばい)」の由来

それではなぜ「塩梅(あんばい)」に「塩」と「梅」が使われるようになったのでしょうか。答えは「梅酢」をたどれば見えてきました。「梅酢」とは梅を塩に漬けた際に出来る酢のことを指し、まだ今のような料理に使用する酢がなかった時代に使用されていました。その「梅酢」の出来栄えが良く、塩と梅酢の味加減がちょうどよいことを「よい塩梅」と表現していたそうです。

雅楽でも使われる「塩梅」

料理や体の調子にしばしば使われる「塩梅」ですが、実が雅楽の「篳篥(ひちりき)」という楽器の演奏方法に「塩梅」が使われているのをご存じですか?「塩梅」は「篳篥」の奏法として用いられ、この場合読み方は「塩梅(えんばい)」となります。息の使い方や唇の位置で高音を微妙に変化させる奏法で、なめらかで奥行きある美しい演奏をします。こちらを「塩梅」の元の由来とする節もあるそうですよ。

「塩梅(あんばい)」の読み方まとめ

「塩梅(あんばい)」の正しい読み方や使い方は分かりましたか?また雅楽の世界では「えんばい」と読むなんておもしろいですね。最近では漢字を書けなくても支障がない世の中になってきましたが、だからこそ大人の教養をアップさせたいですね♪

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