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2020.6.18

あなたは説明できる?「心霊現象」と「怪奇現象」の違い

夏になると必ずと言っていいほど話題になる、背筋が凍るような心霊のウワサや怪奇話。ところで、心霊現象と怪奇現象は似たイメージがありますが、どこが違うのでしょうか?今回は、この2つの言葉の違いについて解説します。

「心霊現象」と「怪奇現象」って違うの?

ドキドキしながらも、つい気になるのが心霊や怪奇の怖いウワサ話。とくに夏には欠かせない、盛り上がる話題でもありますよね。ところで、「心霊現象」と「怪奇現象」はどこがどう違うのか、あなたは説明できますか?今回は似たイメージでも本当は違う、この2つの言葉について詳しく解説していきます。

心霊現象とは

心霊現象とは、科学では説明できない、「心霊」の存在によって起こるとされる不思議な現象を意味します。つまり、幽霊や霊魂に関わる現象ということになりますね。具体的には、幽霊の目撃談・心霊写真・ポルタ―ガイスト・ラップ音などが含まれます。

怪奇現象とは

怪奇現象とは、不思議で実際にはありそうもない、または説明のしようがない現象のことを意味します。この現象の場合は、霊魂的なできごとは除いています。具体的には、姿形が不気味な怪物情報・タイムループ・UFOやUMAの目撃情報などが含まれます。

超常現象という言葉も存在している

さらに、もうひとつ似たような言葉があります。それは「超常現象」です。この現象は、現在の科学では説明のつかない、特殊な能力を持った人間・生き物が関わっているものを意味します。たとえば、超能力者による予知・透視・念写・テレパシーなどが含まれます。また、妖精や妖怪などの不思議な世界も含まれます。つまり、怪奇現象でもあり心霊現象でもある、奇跡的な現象のすべてを総称した言葉が超常現象なのです。

心霊現象と怪奇現象は似ているけど違う!

最後にまとめると、「心霊現象」=霊関係の非科学的なできごとで、「怪奇現象」=霊以外の不思議な世界全般だということがわかりましたね。さらに、「超常現象」とはこの二つの現象の総称となる言葉です。この3つの言葉はとても似た印象ですが、厳密にいうと異なります。これからは、心霊現象・怪奇現象・超常現象と頭の中で分類しておくと、より不思議な世界についての理解が深まりますね。

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