LIFESTYLE
2019.8.31
自分に合うスーツケースの選び方【女性編】サイズ・軽さ・強度…何をポイントに選べばいい?
スーツケースってたくさんありすぎて選び方がわからない…。
海外旅行や出張の際に必要になる、スーツケース。頻繁に使うものではないし、種類もありすぎるしでどれを選べばいいのか難しいですよね。
そこで今回はスーツケースの選び方のポイントを、バッグやスーツケースの販売員だったライターがわかりやすく解説していきます!目的にあったものをチョイスして、海外旅行も国内旅行も出張も快適に過ごしましょう♡
スーツケースの選び方のポイントはたくさん!
スーツケースの選び方を詳しく紹介する前に、チェックしておきたいポイントをざっとまとめて紹介します!
- スーツケースの選び方でチェックするべきポイント①軽さと強度のバランス
- スーツケースの選び方でチェックするべきポイント②容量・サイズ・大きさ
- スーツケースの選び方でチェックするべきポイント③キャスターやハンドル
- スーツケースの選び方でチェックするべきポイント④ロック・鍵
- スーツケースの選び方でチェックするべきポイント⑤デザインや色
- スーツケースの選び方でチェックするべきポイント⑥荷物の出し入れのしやすさ
- スーツケースの選び方でチェックするべきポイント⑦傷の目立ちにくさ
自分にぴったりのスーツケースを選ぶには、こんなにたくさんのポイントがあるんです。とはいえ全て完璧な理想通りのスーツケースを探すのは難しいので、重視したいポイントを絞って選ぶのがおすすめ。ここからは各ポイントごとに選び方を詳しく紹介していくので、チェックする箇所が多すぎて選べないよ〜という人も、安心してくださいね。
女性にぴったりなスーツケースの選び方のポイント①軽さと強度のバランス
スーツケースを選ぶ上で重要なのが、軽さと重さのバランス。軽すぎると細部が安っぽい造りになっていることが多く、数回の使用でキャスターやハンドルが破損してしまう可能性があります。反対に、重いものは強度はしっかりしていますが女性では扱いにくいので、軽さと重さのバランスが整ったものを選ぶようにしましょう。
軽さを重視したい人の選び方のポイント
①布素材のソフトケースを選ぶ
とにかく軽さを重視したい!という人は、布素材のソフトケースを選ぶのがおすすめ。ハードタイプとは違い柔軟性があるので、荷物に対してサイズ小さめのものを買っても、押し込めばなんとか収納できるのもポイント高いです(笑)デメリットとしては、鍵が外付けのものになるのと鋭利な刃物で切られてしまう可能性があるので、治安悪い国に行く場合は避けた方が良さそう。
②ファスナータイプを選ぶ
ボディが硬いプラスチックでできているハードタイプは、ソフトケースに比べると重くなりますが、開閉部分がファスナーのものなら比較的軽いので女性でも扱いやすいです。ただこちらもソフトケースと同じように、ファスナー部分から刃物で切られることもあるので気をつけて。
強度を重視したい人の選び方のポイント
①フレームタイプを選ぶ
軽さよりも丈夫さを重視したい人は、開閉部分がフレームタイプのスーツケースをチョイスして。フレームタイプならカッターで切られるようなことはないですし、密閉性が高いので雨などが入り込む心配も少ないんです。
②航空会社の重量制限に引っかからないよう、重すぎるものは避ける
強度がある分、フレームタイプはどうしても重たくなってしまうので、大きいサイズのものだと航空会社の定める重量制限オーバーになる可能性あり。行きは大丈夫でもお土産をたくさん買った帰りは重量オーバーで追加料金がかかっちゃった…なんてことにもなりかねないので、重すぎるものは避けましょう。
女性にぴったりなスーツケースの選び方のポイント②容量・サイズ・大きさ
外寸の大きさだけでは、スーツケースの容量はわかりません。ぱっと見サイズが大きいスーツケースだとしても、中の造りによっては意外と入らなかった…!なんてこともあるので、購入する際は見た目の大きさだけでなく容量もチェックするようにするのがマストです。
旅行の日数に合うスーツケースの選び方の目安
スーツケースの容量・大きさを選ぶときは、
旅行の日数×10リットル=スーツケースの容量
を基準に選ぶといいとされていますが、荷物の多い女性だと少し足りないかも。
この計算だと2泊3日は30リットル程度の大きさのスーツケースでOKということになりますが、化粧品に替えの靴に…とおしゃれを楽しみたい女性やお土産をたくさん買って帰りたい女性なら、余裕を持って+10〜20リットル大きめのサイズを選ぶのがおすすめです!ミニマリストさんやビジネストリップなら、この基準通りのサイズで◎
女性にぴったりなスーツケースの選び方のポイント③キャスターやハンドル
本体の軽さや素材に気を取られがちで、意外と見ていないのがキャスターやハンドルなどの細かいパーツ。本体がどんなに丈夫でも、キャスター(=車輪)が安っぽかったり、ハンドル(=持ち手)が持ちづらいと使い勝手が悪いので、忘れずにチェックするのをおすすめします。
キャスターの選び方のポイント
①シングルキャスターorダブルキャスター
キャスター(タイヤ)を見てみると、ひとつだけのもの(シングルキャスター)と2重になっているもの(ダブルキャスター)があります。ダブルキャスターはタイヤが2重になっている分安定感があり、アスファルトや石畳でもスムーズに運ぶことができますが、その分重たくなってしまうので、軽さ重視の人はシングルキャスターを選ぶのがおすすめ。
②2輪or4輪
大きいサイズのスーツケースはほとんどが4輪になっていますが、小さいサイズだと2輪タイプもあります。2輪タイプは斜めに引かないと動かすことができないので、電車などの移動の際にゴロゴロと勝手に転がって行く心配がないですよ。
③メーカー
スーツケース本体は海外製だとしても、キャスターだけは日本のメーカーのものを使っている場合があります。キャスターに「HINOMOTO」と入っているものは日本の有名メーカーが作っていて、半永久的に滑りがいいと言われているのでぜひチェックしてみてください!
ハンドルの選び方のポイント
①キャリーハンドル(伸縮するバーの部分)
伸縮するバーの部分であるキャリーハンドルは、持ち運びの際に一番使うハンドルになります。あまりに細いとポキっと折れてしまう心配もあるので、しっかりチェックしておきましょう。
②トップ&サイドハンドル
トップとサイドに付いている持ち手のようなハンドルを重視してみる人は少ないかもしれませんが、意外と大事なパーツです。そもそもサイドにハンドルが付いていなかったりするので、横向きに持って運びたいのに…という場面になって困らないように有無だけでも確認しておいて。ハンドルが硬いとスーツケースを持ち上げるときに手に食い込んで痛いので、握りやすいかどうかも合わせて確認しておくとなお良し◎
女性にぴったりなスーツケースの選び方のポイント④ロック・鍵
国内旅行ならそんなに気を張る必要はありませんが、海外旅行ならロックや鍵もしっかり意識して選びたいところ。
ロック・鍵の選び方のポイント
TSAロックに対応しているか
9.11のテロ以降、空港のセキュリティの問題で鍵をかけないで預けるように言われることが多いですが、鍵をかけないでおくと盗難が心配ですよね。TSAロックに対応しているスーツケースなら、万一の場合には空港側で開けられる仕組みになっているので、鍵をかけた状態で預けてOKなんです!
お好みでこんな選び方のポイントも意識してみて
ここまではスーツケース選びで必ず見て欲しいポイントを紹介してきましたが、ここからはお好みでこんなところも見ておくといいよ〜という補足的な選び方のポイントを説明しておきますね。
選び方のポイント⑤デザインや色
スーツケースがターンテーブルで回ってきたとき、他にない色やデザインだと自分にものだとわかりやすいし、取り間違える心配も無くなります。スーツケースを含めておしゃれを楽しみたい女性なら、デザインも妥協は禁物です♡
選び方のポイント⑥荷物の出し入れのしやすさ
ちょっと荷物を出したいな…というとき、海外の空港や街中でスーツケースをおおっぴらに開けるのは恥ずかしいし防犯的にもよくないですよね。ファスナータイプなら全開にしなくても荷物を出し入れすることができるのでおすすめです。荷物をザクザク入れたい!とい人は、両面開きではなく片面開きを選ぶと◎
選び方のポイント⑦傷の目立ちにくさ
国内旅行とは違い、海外旅行だとスーツケースの扱いがかなり雑なので一度の使用で傷だらけ…なんてことはざらにあります。スーツケースの表面が鏡面加工のものは、購入するときはきれいですが傷がつきやすいです。一方で、ボコボコとした凹凸があるエンボス加工のものは一見パッとしない見た目ですが、傷が目立ちにくいのできれいな状態を長く保つことができますよ。
スーツケースの選び方、もう悩まない!旅行も出張も快適に過ごそう♡
スーツケースの選び方のポイントを紹介しました。スーツケースの選び方は、とにかくいろんなポイントをチェック&比較するのが大事なことがわかりましたね。とはいえ全部を満たすものはなかなかないので、サイズや容量・キャスター・軽さなど、重視するポイントを絞って、自分にとってのベストバランスなスーツケースを見つけてくださいね♡
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