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2021.6.18

「疎ら」=「そら」…?大人なら知っておきたい《難読漢字》4選

普段から使っている漢字でも、中には大人になっても読めないような難読漢字がありますよね。そこで今回は、みなさんに難読漢字を4つご紹介します。どれも大人なら知っておきたいものばかりなので、早速みなさんもチェックしてみてくださいね♪

(1)「似非」

「似非」は、「えせ」と読むのが正解です!「似非(えせ)」とは、”似てはいるが本物ではない”や”にせもの”という意味です。または、”つまらない”や”とるにたりない”という意味もあります。使い方は、名詞の前に「似非(えせ)」と付けます。たとえば、「似てはいるけれども本物ではないもの」のことを、「似非(えせ)〇〇」と表現することができます。

(2)「苟且」

「苟且」は、「かりそめ」と読むのが正解です!「苟且(かりそめ)」とは、”一時的なこと”や”ちょっとしたこと”、”いいかげんなこと”という意味です。たとえば、完全ではない一時的な処置のことを、「苟且(かりそめ)の処置」と表現することができます。「苟且」の読み方は「こうしょ」と読むこともでき、「こうしょ」と読む場合でも、意味は「かりそめ」と読むときと同じです。

(3)「編纂」

「編纂」は、「へんさん」と読むのが正解です!「編纂(へんさん)」とは、”多くの文献や原稿などの材料を集め、それをもとに整理・加筆して書物にまとめること”です。書物を作るために材料を集め内容をまとめることを、「書物を編纂(へんさん)する」と表現することができます。

(4)「疎ら」

「疎ら」は、「まばら」と読むのが正解です!「疎ら(まばら)」とは、”物が少なく、隙間が空いているさま”という意味や、”順序だっておらず、ばらばらであるさま”という意味があります。たとえば、あまり本を置いておらず隙間のある本棚のことを、「疎ら(まばら)な本棚」と表現することができます。ばらばらという意味では、一色の色を塗ろうとしたときに、一色にならずにばらばらの色になることを、「色が疎ら(まばら)になった」と表現することができます。

読める漢字はありましたか?

みなさんは、今回ご紹介した漢字を読むことができましたか?どれも大人なら知っておきたい漢字ばかりなので、読めなかった漢字は覚えてみてくださいね。

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