LIFESTYLE
2021.5.27
「水夫」=「すいふ」…?読めたらスゴイ!《水の難読漢字》4選
(1)「水夫」
「水夫」は、「かこ」と読むのが正解です!「水夫(かこ)」とは船を操る”船乗り”のことで、船内の雑用を担当している人の呼び名でもあります。また、旧日本海軍の水兵の旧称として「水夫」が使われていました。「水夫」は「すいふ」と読むこともできます。
(2)「礬水」
「礬水」は、「どうさ」と読むのが正解です!「礬水(どうさ)」とは、”ゼラチンとミョウバンを混合した水溶液”のことです。「礬水」は「ばんすい」と読むこともできます。表面サイズ剤の一種で、滲むのを防止するために書画に使われる紙や布、木などに塗布して使用されます。また、滲みを防止するために「礬水(どうさ)」を塗布する技法のことを、「礬水(どうさ)引き」と呼びます。
(3)「水泡」
「水泡」は、「みなわ」と読むのが正解です!「水泡(みなわ)」とは、漢字の通り”水の泡”という意味です。すぐに消えてしまう水の泡ということから、はかないことのたとえとしても使用されます。「水泡(みなわ)」は「水沫(みなわ)」と書くこともでき、こちらも同じ意味で使われます。たとえば、わずかな希望がはかなく消えてしまったことを、「希望が水泡(みなわ)のように消えた」と表現することができます。
(4)「水上」
「水上」は、「みなかみ」と読むのが正解です!「水上(みなかみ)」は、”みなかみ(水上)町”という群馬県にある土地の名前を指します。温泉が多く存在する地域で、その中には”水上(みなかみ)温泉郷”があります。冬にはスノーレジャーを楽しむことができ、温泉が数多くあることから観光地としても親しまれている場所です。
読める漢字はありましたか?
単体では簡単な「水」という漢字ですが、熟語になると一気に難読な漢字が増えますよね。今回ご紹介した「水」を使った漢字は読むことができたでしょうか?読めなかった漢字は、これを機に覚えてみてくださいね。