LIFESTYLE
2021.3.25
「底根」=「そこね」…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選
底根=ぞっこん
「底根」は「ぞっこん」と読みます。「心の底から・すっかり」という意味があり、「彼女に底根に惚れ込んでいる」このように、本気で惚れている様子を表すときに使います。類語には、「首っ丈(くびったけ)」「メロメロ」「虜になる」「夢中になる」などが挙げられます。また「底根」以外に「属懇」と表記される場合もあります。
安穏=あんのん
「安穏」は「あんのん」と読みます。「穏やか・落ち着いている・安らかな様子」を表す言葉で、「安穏な日常が一番幸せ」このような使い方をします。「安穏」は、同じ意味を持つ漢字を重ねた二字熟語です。昔は「あんおん」と読まれていましたが、室町時代頃までに読み方が転じて現在の「あんのん」になりました。
刀自=とじ
「刀自」は「とじ」と読みます。中年以上の女性を尊敬して呼ぶときや、敬愛の気持ちを込めて呼ぶときに使われる言葉です。また、一家を切り盛りしている主婦を指す言葉でもあります。酒づくりの最高責任者である「杜氏(とうじ)」は男性の仕事というイメージが強いですが、「刀自」からきている言葉と言われているそうですよ。
襤褸=ぼろ
「襤褸」は「ぼろ」と読みます。「使い古した」という意味の言葉で、「何年も愛用しているバッグが襤褸くなった」このような使い方をします。「襤褸」は「ぼろぼろ」からできた擬態語で、「襤褸」と書いて「らんる」とも読まれます。古いことを意味する以外に、隠しておきたいことや知られたくない欠点・短所を表す場合もあり、それらが見えてしまうことを「襤褸が出た」と表現します。
難読漢字いくつ読めた?
「底根(ぞっこん)」「安穏(あんのん)」「刀自(とじ)」「襤褸(ぼろ)」、4つの漢字を紹介しましたが、いくつ読むことができましたか?普段よく使う言葉も、漢字表記になると読むのが難しいですよね。漢字で書くことは少ないですが、知っておくと便利なのでぜひ覚えておいてくださいね。