LIFESTYLE
2021.3.12
「半夏生」=「はんなつせい」…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選
(1)「半夏生」
「半夏生」の正しい読み方は、「はんげしょう」と読むのが正解です!「半夏生(はんげしょう)」という言葉を知っていない限り、この読み方はなかなか難しいですよね。「半夏生(はんげしょう)」とは、季節の移り変わりを感じさせる”暦日(れきじつ)”のひとつです。毎年だいたい7月頭にあり、この時期に「半夏」という薬草が生えることから「半夏生(はんげしょう)」となりました。関西ではこの「半夏生(はんげしょう)」のときに、作物の豊作を祈ってタコを食べる風習があるんですよ♪
(2)「喧伝」
「喧伝」の正しい読み方は、「けんでん」と読むのが正解です!「喧伝(けんでん)」とは、世間にたくさん話してそのことがらを広くひろめることの意味です。「喧」という漢字には”やかましい”という意味があり、やかましく伝えるということから言葉の意味のニュアンスが伝わりますよね。言い広めることでは「吹聴(ふいちょう)」と同じようですが、「喧伝(けんでん)」の方が言い広めることに強さがあり、広める範囲も「吹聴(ふいちょう)」より広いイメージです。
(3)「魘される」
「魘される」の正しい読み方は、「うなされる」と読むのが正解です!毎日のように使う言葉ではないと思いますが、それでも口語ではみなさんもよく知る言葉ですよね♪怖い思いや辛い思いをしているときに、”思わず苦しい声が出る”ことを「魘される(うなされる)」と言います。よく使われるのは”悪夢”を見たときではないでしょうか?眠って意識がないながらも、夢の中で苦しい思いをして実際に声が出て起きることがあれば、「夢に魘されて(うなされて)目が覚めた」と表現しますよね。
(4)「采配」
「采配」の正しい読み方は、「さいはい」と読むのが正解です!「采配(さいはい)」とは、古くに戦場で使われていた道具で、軍の指揮を取るために大将が使うものでした。棒の先に紙を切って作った”ふさ”を付けたもので、これを振って軍に合図を送っていました。また、ホコリをはたく「はたき」の別名ともされています。
読める漢字はありましたか?
漢字は日本語であるとは言えど、日本人にも読めないような難読漢字は数多くありますよね。今回ご紹介した漢字をみなさんは読めましたか?ひとつでも読むことができた人はすごいです♪