LIFESTYLE

2021.2.10

詰るって何…?読めそうで読めない《難読漢字》4選

読めそうで読めない「難読漢字」をご紹介します。「詰る」って、なんと読むか分かりますか?ヒントは、相手を非難するときに使う言葉です。正しく読めるかチェックしてみて♡

詰る=なじる

「詰る」は「なじる」と読みます。「相手の悪いところを責める・問い詰めて非難する」という意味があり、ケンカや言い争いの場面で使われることが多い言葉です。類語には、責任を問いただして非難する「糾弾(きゅうだん)」、厳しく非難することを意味する「難詰(なんきつ)」があります。

吹聴=ふいちょう

「吹聴」は「ふいちょう」と読みます。「まわりに言いふらす・言い広める」という意味があり、「吹」という漢字には、「大げさに言う」と意味も含まれています。「吹聴」は、「自慢話を言いふらす」「噂話を言い広める」など、ネガティブなイメージを持つ言葉ということを覚えておきましょう。日常会話よりも、文書や書籍などで使われることが多い言葉でもあります。「すいちょう」と読み間違えやすいので、注意してくださいね。

時偶=ときたま

「時偶」は「ときたま」と読みます。「ときどき・たまに」という意味があり、「好きだった彼のことを時偶思い出す」このような使い方をします。「偶然(ぐうぜん)」にも使われている「偶」は訓読みで「たまたま」と読み、「時偶(ときたま)」「偶に(たまに)」「時々(ときどき)」は、それぞれの類語として分類されています。

身の熟し=みのこなし

「身の熟し」は「みのこなし」と読みます。「その場に適応した立ち振る舞い・体の動かし方」を意味する言葉で、「身の熟しが軽い人」このような使い方をします。「熟す」は訓読みで「こなす」と読み、「うまく処理する・要領よくさばく」という意味があります。「身の熟し」のほかに、「仕事をこなす」「乗りこなす」にも「熟す」という漢字が使われます。

難読漢字いくつ読めた?

「詰る(なじる)」「吹聴(ふいちょう)」「時偶(ときたま)」「身の熟し(みのこなし)、4つの難読漢字を紹介しましたが、いくつ読むことができましたか?「聞いたことはあるけど、使ったことはない」そんな言葉もあったのではないでしょうか?いい機会なので、ぜひ覚えておいてくださいね。

※本文中に第三者の画像が使用されている場合、投稿主様より掲載許諾をいただいています。

「疎い」「希う」「生飯」「準える」…読めそうで読めない漢字10選