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2020.12.04

「誑し込む」なんて読むかわかる?意外と読めない《難読漢字》4選

「誑し込む」ってなんと読むか知っていますか?「だましこむ」ではないですよ。今回は「誑し込む」のように、意外と読めない難読漢字を厳選してお届けします。

企む=たくらむ

「企む」は「たくらむ」と読みます。「計画する・もくろむ」という意味で、主によくないことや悪事を計画するときに使われる言葉です。「みんなを脅かそうと企む」このような使い方をします。同じ意味で「企てる(くわだてる)」という言葉がありますが、こちらはいいことにも悪いことにも使える中立語となります。どちらも「企」という漢字を使い意味も同じですが、ニュアンスの違いを覚えておきましょう。

囀る=さえずる

「囀る」は「さえずる」と読みます。「小鳥がペチャクチャ喋っているかのように、鳴き続けている様子」を表す言葉で、「今朝は鳥の囀りで目が覚めた」このような使い方をします。鳥が鳴いているときに使われる言葉ですが、近年マンガで「囀るな(さえずるな)」というセリフがよく登場しています。これは、「ペチャクチャ喋るな」「静かに・黙って」というニュアンスで使われているようです。

誑し込む=たらしこむ

「誑し込む」は「たらしこむ」と読みます。「うまいことを言って騙し、自分の思うようにする」という意味があり、「甘い言葉で女性を誑し込む」このような使い方をします。「誑」という漢字を使った言葉には、「誑す(たらす)」「誑かす(たぶらかす)」があり、どちらも騙して人を欺くことを意味します。「誑」は、みんなからかわいがられている・好かれている人を指す、「人誑し(ひとたらし)」にも使われている漢字です。

迸る=ほとばしる

「迸る」は「ほとばしる」と読みます。「勢いよく吹き出る・噴出する・激しく流れる」という意味があり、エネルギーが溢れて吹き出す様子を表す言葉です。「ホースから水が迸る」「迸るように流れる川を眺める」このような使い方をします。「迸る」は喜びや情熱など、強い感情が溢れ出るという意味でも使われ、「迸る愛情を抑えきれず、彼女に告白した」このような使い方もします。

覚えておくと便利な難読漢字

4つの難読漢字を紹介してきましたが、いくつ読むことができましたか?「よく耳にするけど、漢字になると読めない…」という人が多かったのではないでしょうか。この機会にぜひ覚えておいてくださいね。

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