LIFESTYLE
2020.11.24
「犇く」=牛が3匹…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選
(1)「犇く」
「犇く」という漢字は、「ひしめく」と読むのが正解です!「犇く(ひしめく)」には、「ぎしぎし鳴る、きしんで音がする」という意味と、「多くの人が集まって騒ぎ立てる」という意味があります。階段を登るときにきしんで音が鳴ることを、「階段が犇き鳴る」と表すことができます。日常会話で聞く機会が多いのは後者のほうで、多くの人が集まって騒いでいる様子を、「大衆が犇く」と表すことができます。
(2)「木天蓼」
「木天蓼」のヒントは、猫が大好きな”あれ”のことです。「木天蓼」の読み方は、「マタタビ」と読むのが正解です!古くでは、「わたたひ」や「わたたび」と言われていました。「木天蓼(マタタビ)」とは、山地に生えているつる性の落葉性の木のことです。猫が好んで食べるということから、「猫にマタタビお女郎に小判」ということわざがあります。物語などにも猫がマタタビが好きだという描写があるのは、みなさんも見かけたことがあるのではないでしょうか。
(3)「毳毳しい」
「毛」という漢字を3つ書いた「毳」という漢字、そしてそれをさらに重ねた「毳毳しい」という言葉があります。「毳毳しい」の読み方は、「けばけばしい」と読むのが正解です!化粧が濃い人のことを「ケバい」と表現することがありますよね。実は、それを漢字で書くと「毳(けば)」だったんです!「毳毳しい(けばけばしい)」は、「品のない派手なさま」や「色などがどぎつく派手なさま」という意味があります。
(4)「閑話休題」
こちらは、難読漢字の四字熟語です!「閑話休題」の読み方は、「かんわきゅうだい」と読むのが正解です。「閑話休題(かんわきゅうだい)」には、「余談を断ち切って、本筋に話が戻る」という意味があります。日常会話でよく見かける言葉の、「さて」や「それはさておき」と同じ意味になります。文章中に入れて使うことができ、「それは閑話休題(かんわきゅうだい)として、〇〇」という風に使うことができます。
読める漢字はありましたか?
正しく読むことができたあなたはスゴいかも♪特に四字熟語なんかは、普段の会話の中でサラッと言うことができたらかっこいいですよね。これを機に覚えてみてくださいね。
※本文中に第三者の画像が使用されている場合、投稿主様より掲載許諾をいただいています。