LIFESTYLE
2020.10.07
「円やか」=「えんやか」…?読めそうで読めない《難読漢字》4選
①「円やか」
「円やか」は、「まろやか」と読むのが正解です!「円(えん)」には「まるい」という意味があり、「円やか(まろやか)」とはその丸い形を表す形容詞です。「円やかな〇〇」のように使うことができ、”形がまるまるとしているさま”という意味になります。また、食べ物や飲み物に対しての”口当たりが柔らかい”、”味が穏やか”という意味もあります。「円やか」は、「まどやか」と読むこともできます!
②「穿る」
「穿る」は、「ほじくる」と読むのが正解です!「ほじる」と読むこともでき、この2つの読み方は同じ意味になっています。”穴を掘るようにつつく”または”つついて中のものを出す”という意味があり、「ほじくる」という読み方の場合は”中のものを出す”というニュアンスが強いです。また、”隠されていることを追求する”という意味もあります。たとえば知られたくないと思っている欠点を追求することを、「欠点を穿る」と言うことができます。
③「強ち」
「強ち」は、「あながち」と読むのが正解です!日常会話では「きょう」や「つよい」と読むことがほとんどなので、知っている漢字でも意外と読めないですよね。「強ち(あながち)」には”断言しきれない気持ちを表す”意味があり、間違っているとは言い切れないことを「強ち間違いではない」と表現することができます。また、強い否定の気持ちを表すときにも使うことができます。
④「唆す」
「唆す」は、「そそのかす」と読むのが正解です!相手が”その気になるように仕向ける・すすめる”という意味があり、主によくない行動・悪い方向へすすめるときに使います。たとえばイタズラをするようにすすめることを、「イタズラをするように唆す」と表現することができます!
案外読めない!あなたは何個読めましたか?
普段から頻繁に使っている漢字でも、よく読む読み方とは全然違う読み方だと読めないですよね♪今回紹介したのは、そんな「読めそうで読めない」難読漢字です。みなさんは何個読めましたか?読めなかった漢字は、この機会に覚えてみてくださいね。
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