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2020.9.24

「茘枝」って読める…?ヒントはフルーツ!《果物の難解漢字》4選

みなさんは、「茘枝」の読み方がわかりますか?実はこれ、フルーツなんですよ♪果汁ドリンクのパッケージなどで目にしていることがあるかもしれませんが、なかなか読むのは難しい…。そこで今回は、フルーツの難読漢字を4つご紹介していきます♡

(1)「茘枝」

「茘枝」は、「ライチ」と読むのが正解です!トゲトゲのある赤い果実で、果肉は白っぽく上品な味のフルーツです。実は、「茘枝」は「レイシ」とも読むことができます。「レイシ」とは「ライチ」がなるムクロジ科の果樹なんです。「茘枝(レイシ)」になる果実の名前が「ライチ」なので、「茘枝」の果実である「ライチ」も「茘枝」と書くことができ、それをそのまま「ライチ」と読むことができるんです♪

(2)「万寿果」

「万寿果」は、「パパイヤ(パパイア)」と読むのが正解です!もともとは「万寿果」は「まんじゅか」と読み、「パパイヤ」の別名なんです。パパイヤは木そのものの名前であり、果実も同じく「パパイヤ」と言います。ちなみに、「パパイヤ」には別名がたくさんあります!「乳瓜木(チチウリノキ)」「木瓜(モッカ)」「ツリーメロン」「ママオ」など、これらはすべて「パパイヤ」の別名なんですよ。

(3)「果物時計草」

「果物時計草」は、「パッションフルーツ」と読むことができます!「パッションフルーツ」の和名が「果物時計草」で、和名で読むと「クダモノトケイソウ」になります。原産はアメリカの亜熱帯地域で、夏にはアイスやドリンクなど飲食物でよく見かけるようになります。「トケイソウ」のことを英語では「パッションフラワー」と言い、その果実なので「パッションフルーツ」と言われるようになりました。

(4)「鳳梨」

「鳳梨」は、「パイナップル」と読むことができます!実は、「鳳梨」は「ホウリ」と読む「パイナップル」の漢名なんです。「パイナップル」の漢名は、「鳳梨」のほかに「菠蘿(はら)」があります。「パイナップル」の名前の由来は、「松ぼっくり」からきています。「松(pine)」の「果実(apple)」で、「pineapple」になったんです。今では「林檎」のことを指しますが、「アップル」はもともと果物全般を指す言葉だったのです。

果物にも漢字があった!読めたらすごい♪

「パイナップル」や「パッションフルーツ」にまで漢字があったのは驚きですよね。居酒屋にもよく置いてある中国の果実酒などには、果物を漢字で書いていることもあります。そんなときにサラッと読めたらカッコいいですね。

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