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2020.8.31

「為虎添翼」ってなんて読む…?読めたらスゴイ《正しい読み方と意味》を解説

みなさんは「為虎添翼」という漢字を読むことができますか?こちらは四字熟語の中でも、読むのが難しいとされているものです。そんな難読四字熟語をスラリと読めたらカッコいい♪読み方と合わせて意味や由来についても解説していきます!

「為虎添翼」の正しい読み方って?

虎や翼、なんだかカッコいい漢字が使われている四字熟語の「為虎添翼」。知らない人からすれば、読み方を想像するのも難しいですよね。そんな「為虎添翼」の正しい読み方は、「いこてんよく」です!添加物の「添」を「てん」、翼を「よく」と読むのは普段でも使うことがある読み方ですよね♪それでは、「いこてんよく」と読むことがわかった「為虎添翼」には、どんな意味があるのでしょうか?

「為虎添翼」の意味と由来

「為虎添翼(いこてんよく)」は、”もとから力を持っているものが、さらに勢いをつけること”という意味です。「虎に翼」という言葉を聞いたことはありませんか?もともと強い「虎」に、さらに威力(翼)を加えるという意味のことわざなんです。「為虎添翼」はまさに「虎に翼」ということわざを四字熟語にした言葉なんです!同じ意味を持っており、「為虎添翼」の「添翼」には、”翼をつける”という意味があります。漢字のひとつひとつを見てみたら、ことわざの「虎に翼」と漢字も意味も同じということがわかりますね。

「為虎添翼」の使い方

たとえば、毎年全国大会に出場している学生のスポーツチームがあるとします。ただでさえ全国レベルの強いチームに、転入してきて新しくチームに加入した学生がとても技術の高い選手だった場合、これはまさに「為虎添翼」と言えますね。そのほかにも、使い道がないほどのお金持ちに10億円の宝くじが当たった場合も、「為虎添翼」ですよね。

類義語の「為虎傅翼」

「為虎添翼」の「添」が「傅」へと置き換わった、「為虎傅翼」という四字熟語があります。この四字熟語は「為虎添翼」の類義語で、「いこふよく」と読むことができます。「為虎傅翼(いこふよく)」の「傅」は、「添」と同じくつけるという意味があります。「為虎傅翼」も”虎に翼をつける”、つまり”もとから力を持っているものが、さらに勢いをつけること”という意味になるんです。

読めたらカッコいい♪難読漢字の四字熟語

難読漢字の四字熟語を、サラリと読んで見せたらとてもカッコいいです!みなさんは、そこからワンステップアップしたところを目指してほしい…。今回紹介した言葉の意味もしっかりインプットしておき、サラリと読むだけではなくサラリと使いこなしちゃいましょう♪

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