LIFESTYLE
2020.7.09
「腕白」って読める?意外と知らない《正しい読み方と意味》はコレ!
「腕白」の読み方と意味
「腕白」は「うでしろ」…ではなく、「わんぱく」と読みます。意味は「子どもが暴れたりして、言うことを聞かない様子」を指します。「腕白(わんぱく)な男の子」「腕白(わんぱく)な性格」といったように使います。お子さんがいる人は身近な言葉なのではないでしょうか♪?
「腕白」の由来①
ところで、なぜ「わんぱく」は「腕白」と書くのでしょうか?「腕」「白」の組み合わせだと、元気な〜という意味をイメージしにくい人もいますよね。「腕白(わんぱく)」は、「関白(かんぱく)」が語源という説があります。「関白」(かんぱく)」は、天皇を助けて政務を司った重職を指し、戦国時代で天下を取った豊臣秀吉の官名として知られています。豊臣秀吉は絶大な権力を持っていたため、あれこれ指図していたそうです。そのことから、わがままで威張る人を「関白(かんぱく)」と呼ぶようになりました。そしてそれが訛って「わんぱく」となり、「腕白」という字を当てたとされています。
「腕白」の由来②
「腕白(わんぱく)」は「枉惑(おうわく)」が語源になっているという説もあります。「枉惑(おうわく)」は道理に合わないことを表す漢語です。それが中世に「わやく」と訛り、その音が小さな子どもが騒ぐ声に似ていたことから、子どもがわがままを言うさまを「わやく」と言うようになりました。その「わやく」が「わんぱく」に変わったのではないかと言われています。
「腕白」の類語
「腕白(わんぱく)」に似た言葉に「元気っ子」「わんぱく小僧」「やんちゃ」「悪ガキ」「けんか早い」「憎まれっ子」「暴れ者」があります。
難読漢字を読めるとカッコいい♡
今回は、「腕白(わんぱく)」の読み方や意味、語源などを解説しました。馴染みのある言葉でも漢字になると案外読めないんですよね。「腕白」は読めたよ!という人はさらに難しい難読漢字に挑戦してみてくださいね♪!
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