BEAUTY
2019.7.21
ニオイ・黒ずみ・ムレ…実はみんな悩んでるデリケートゾーンの緊急SOS!
ニオイ…かゆみ、夏はデリケートゾーンの悩みが深刻!
気温が上がるこれからの季節は、ムレやかゆみ、ニオイなど、デリケートゾーンのお悩みが深刻。なかなか人に話しづらいことでもあるし、正しいケア方法を知っているわけでもないので、悩んでいてもそのままにしてしまう人も多いんですよね。
今回は「どうにかしたい」という女性の声に応えるべく、東京・自由が丘のエステサロン「Joelle」の高橋かなさんにSOS!デリケートゾーンに悩む女性の施術を長年にわたり行うなど、高橋さんはまさにその道のプロ!
「ムレやかゆみと行ったお悩みは、日々の習慣やケアを見直すことで緩和されますよ」と話すように、実は私たちが何気なく行なっていることが、トラブルを引き起こしていることも多いそうなんです。今回は原因から対処法まで、詳しく伺ってきましたよ。
お悩み①「パンツの中がムレて気持ちわるい…」
「夏場はパンツの中がこもる」「ムレて気持ちわるい」など、誰もが感じたことがあるこの不快感。脱毛やセルフカットで毛量を調整したり、こまめにシートで拭き取ったりなどみんな工夫しているみたいだけど、この方法って本当に合ってる?教えて!高橋さ〜ん!
原因
「ムレの一番の原因は、ショーツ選び。20〜30代の女性だとかわいい下着を見つけている人が多いのかなと思うのですが、そういった下着は化学繊維でできているものが多いので、どうしても通気性が悪くなってしまうんです。デリケートゾーンは元々、皮脂が出やすくこもりやすい場所。長時間同じナプキンやおりものシートを使っている場合も、ムレやすくなるので要注意。毛量が多い人は、その分ムレる範囲も広がってしまうんです。」
対処法
「まずは通気性のいい下着に変えること。オーガニックコットンやシルクを使ったショーツがおすすめです。これはナプキンやおりものシートといった、生理用品選びでも言えること。また、毛量が多い人は、脱毛やブラジリアンワックスで量を調整するのもおすすめです。脱毛は2〜3回でも効果を実感するので、ツルツルにする必要はありませんよ。」
lamire的おすすめアイテム
柔らかなオーガニックコットンに、ローマカミツレ花水やルイボスエキスなどの天然植物成分をたっぷり含ませたウェットシート。外出先でムレや汚れが気になったら、さっと一拭き。植物の潤いで優しくリフレッシュできますよ。
シートは厚みがあり柔らかく、敏感な肌に刺激を与えません。携帯に便利な小包装タイプなのも嬉しいですね。
こちらは生理時のムレを軽減してくれる、オーガニックコットンを使用したショーツ。私も実際に着用したことがありますが、通常のサニタリーショーツに比べてこもりにくいので、ストレスなく着用できるんです。締めつけも強すぎず、心地よい履き心地。無印良品の店舗で購入することができますよ。
お悩み②「これって何が原因?ニオイが気になる…」
排泄時などにぷ〜んと汗のようなニオイが気になることありませんか?気になるからゴシゴシ洗うけど全然軽減されず、むしろ悪化しちゃったり…。誰にも言えないけど、これって何が原因なの?
原因
「これは洗いすぎが大きな原因だと思います。デリケートゾーンはpH値が3.8~4.5と弱酸性で、皮膚の中でも特に敏感なところ。しかも他のパーツと比べて、肌から成分を吸収する力が42倍と非常に高いんです。
みなさんはきっと他のパーツと一緒の石鹸orボディソープで洗っていると思うのですが、通常のボディソープにはアルカリ性や石油系の香料が含まれていることが多く、デリケートゾーンにとっては刺激が強め。肌を守るために存在する常在菌をも洗い流してしまい、結果的に肌自体もアルカリ性に傾いてしまうんです。
バリア機能が低下すると雑菌がどうしても繁殖しやすくなり、それがかゆみやニオイといったトラブルに。また、アンダーヘアに排泄物や生理の経血がついてしまい、それがニオイの原因となっていることも多いんです。」
対処法
「対処法としては通常のボディソープを使うのではなく、デリケートゾーン専用のソープを使用することです。アイテムにもよりますが、専用のソープは肌を弱酸性に保ちつつ、汚れ・不要な皮脂を洗い流してくれるものがほとんど。特にオーガニックのアイテムは、肌から成分が吸収されても安心なのでおすすめです。
洗う際はスポンジやタオルで強くこすらず、手で優しく膣周りを洗ってあげましょう。ボディソープ同様、ショーツやナプキンも体内に取り込んでも安心な素材のものを。毛量が多い人は、脱毛やブラジリアンワックスで量を調整するのがいいかもしれません。」
lamire的おすすめアイテム
ピーチ・ジョン ビューティ デリケートウォッシュオイル
肌にするっと馴染み、しっとりと洗い上げる低刺激のウォッシュオイル。アンダーヘアをお湯ですすいだ後、オイルを塗布してしばらく時間をおくだけで、自然に汚れが浮き上がります。リラックス効果のあるローズの香りも◎
アンティーム フェミニン ウォッシュ
最新の技術により生まれた自然由来の界面活性剤をミックスすることで、デリケートゾーンに適した水溶脂質バランスを守ってくれる専用ソープ。植物療法処方で肌本来が持っている常在菌や潤いを保持したまま、気になるニオイやかゆみのもとである恥垢をスッキリ洗いあげます。
ピュビケア オーガニック フェミニン シフォン ソープ
マイルドに汚れを取り除く、弱酸性の泡ソープ。ココナッツ由来の低刺激の洗浄成分で、敏感な肌を優しく洗い上げます。まろやかでクリーミィな泡が細かな汚れをからめ取り、ニオイやかゆみの原因を和らげてくれるんです。
お悩み③「ムズムズ、ムズムズ…。このかゆみどうにかしたい」
ちゃんと洗っているはずなのに、ムズムズ…ムズムズ…。思いっきり掻きむしるわけにもいかないし、このかゆみって地味〜にストレスですよね?中には人目似つかないところで掻いているという人もいるみたいだけど、それはできる限り避けたいし…。この不快感、どうやったら解決しますか?
原因
「デリケートゾーンのかゆみはほとんどの女性が経験していますよね。これの大きな原因は、洗いすぎやカミソリ処理などによる乾燥。『トイレットペーパーでごしごしを拭いてしまう』といった日々の習慣も関係していますよ。また、ムレが原因でかゆみを引きおこすことも。かゆいからといって掻いてしまうと、そこから菌が入りさらなるトラブルに繋がってしまうので注意が必要です。」
対処法
「お肌と同じで乾燥を食い止めるには保湿が大切。最近ではデリケートゾーン専用の保湿アイテムも発売されているので、毎日のケアに取り入れてみるのもおすすめです。ムレは先ほど説明したことをしっかり守るように。それでもかゆみがおさまらない場合は違う原因が潜んでいる可能性もあるので、皮膚科などの専門医を受診するといいでしょう。」
lamire的おすすめアイテム
ピュビケア フェミニン スポット クリーム
かゆみ・かぶれ・かさつきを鎮静するケアクリーム。かゆみを素早く沈めるクローブや抗ヒスタミン作用はあるパパイアエキスを配合。その他にも強い抗菌作用をもつタイム、血行を促進し代謝を高めるイチョウエキスなど、ナチュラル・オーガニックの力だけで安心安全にデリケートゾーンのトラブルを解決します。持ち運びに便利なミニサイズ。
アンティーム ローズ ローション
ローズの香りに癒される、女性に優しいオーガニック潤滑ローション。とろりとしながらもベタつかないテクスチャーで、お肌をしっとりと保ちます。天然由来のアロマベラやシロキクラゲの成分によるとろみでデリケートゾーンを潤し、使用後はぷるんと水々しい仕上がりに。
お悩み④「人より黒ずんでいる気がするんです…」
人と比べることはないとはいえ、自分でも気になるくらい黒ずんでいたら、ちょっぴり不安になりますよね。見た目的にも微妙だし、できることなら自信を持てる状態にしたい。どうすればいい?高橋さーん!
原因
「黒ずみは、必要以上にきついショーツをはいているなど摩擦が大きな原因です。肌は摩擦などの刺激をうけると、自らを守ろうとしメラニン色素を形成します。通常はターンオーバーに合わせて肌も生まれ変わりますが、デリケートゾーンは敏感な場所なので、ターンオーバーが正常に機能せず、結局黒ずんだままになってしまうケースも多いんです。」
対処法
「まずは摩擦が軽減されるよう、サイズの合った下着を着用すること。トイレットペーパーでごしごしと拭いたり、カミソリで頻繁に処理したりといった日々の習慣も、摩擦を引き起こす要因なので注意が必要です。最近ではデリケートゾーン専用のスクラブや美白クリームも発売されているので、そのあたりを使用するのもおすすめ。かゆみ同様、しっかり保湿し乾燥を予防するだけでも悩みが軽減しますよ。」
lamire的おすすめアイテム
ピーチ・ジョン デリケートブライトニングセラム
デリケートゾーンの保湿や、乾燥による黒ずみを優しくケアする専用美容液。新型のビタミンC誘導体であるアプレシエに加え、コケモモエキスやサクラ葉エキスなどのオーガニック植物成分をたっぷり配合しています。気になる部分に潤いを与え、下着との接触ストレスから守ってくれるんです。
アンティーム ホワイト クリーム
Vラインやワキ、乳首などの気になる黒ずみを明るく導くホワイトクリーム。ひまわり種子油によって、皮膚に栄養と柔軟性、潤いを与えてくれるんです。またコメヌカエキスがターンオーバーを促してくれるので、肌の生まれ変わりを手助けする役割も。精油をブレンドした爽やかな香りで、ケアタイムを癒しの時間へと導いてくれますよ。
日々のケアでデリケートゾーンを健やかに保ちましょう
私たちが思っている以上に繊細なデリケートゾーン。正しいケアを取り入れて、大切な場所を健やかに保ちましょう。
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