宿泊できないホテル？渋谷のおしゃれレストラン「HOTEL EMANON」が気になる！

行ってみないとわからない！ホテルではない「HOTEL EMANON」の魅力

渋谷にあるこちらのお店。ホテルと名の付く店名ですが、これは宿泊するホテルではなく、コンセプトに基づいてつけられた名前。ホテルのように多くの人が様々な目的で集い、行き交う場所を作っているのだとか。また「EMANON」は逆から読むと「NO NAME」、つまり「名もなきホテル」という意味が込められているそう。

店内にはボックス席、テーブル席、カウンターが並んでいます。ここへ来る人たちは、友人と食事を楽しむ、打ち合わせ場所として集合する、仕事中にコーヒーを買いに来る…目的は各々違う様子。コーヒーを頼めるバーが店先にあり、NYの「ACE HOTEL（エースホテル）」を思わせる店内は、華美すぎずヴィンテージの雰囲気を残した落ち着く空間です。

レストランやカフェとしての役割を果たしつつ、実は家具や雑貨を取り揃えたセレクトショップでもあります。生活を豊かにするためのライフスタイルが詰まっている、こんな空間は日本で初めてのお店かもしれません。

毎日通いたい豪華なコーヒーバー

店内に入ってまず目を引くのが、このコーヒーバー。厳選された豆で淹れられるスペシャルティコーヒーの他にも、タバコや雑貨の販売もしているそう。店内で分煙されており、それぞれのライフスタイルを楽しめるようになっています。

ついついコーヒーカップを持って写真を撮りたくなるはず！テイクアウトでコーヒーを買って帰る人も多く見かけました。

新鮮食材をふんだんに使ったデイリーレストラン

今回は、ランチメニューをいただきました。「デイリーレストラン」というだけあって、頻繁に変わるメニューは毎日食べに来ても飽きないバランス！

本日のパスタと、本日のライスランチをオーダー。日替わりメニューは旬の野菜と魚をメインとして作っているそう。定食屋さん以外で、おいしい魚が出てくるランチプレートって意外とないんですよね。そんなメニュー展開も珍しく、嬉しくなりました。

クランベリージュース 600円

コーヒー以外のドリンクメニューも充実しています。クランベリジュースは大きめのグラスにたっぷりと入ってきます。

魚と野菜で食卓を彩り豊かに

本日のパスタ 1,080円〜

この日のパスタは桜エビのパスタでした。桜エビ、ししとう、レッドスプラウト…と使われている食材はシンプルなのですが、とにかく桜エビのだしが効いている！

少しトマトソースが入っているのかな…と思いきや、これは贅沢に使われた桜エビの色なのだそう。通常ランチでは2種類のパスタメニューが用意されていますが、クリーム、トマト、オイル…とその時に入ってくる食材に合わせてベースも変わるそうです。ソースと具がしっかり絡んで、ひと口食べるだけでもとても贅沢。

この日のライスプレートは真鯛のロースト。カリッと焼かれた表面にふわふわの身。魚はその週によって産地直送で仕入れているそう。まるでフレンチのメイン料理をいただいているような豪華さ！これが日々のランチプレートで食べられるのはとても嬉しいですね！

合わせられていたソースはベルモット風味のソース。魚のだしにベルモットやトマト、生クリーム、ハーブを加えて作られたソースは、ご飯にもよく合います。

野菜も旬なものを仕入れているので、その日によって並ぶものは違います。今回は、芽キャベツ、ヤングコーン、ロマネスコ、赤大根でした。彩りも豊かで見ているだけでも元気になる鮮やかさですね。

ランチをしたり、コーヒーを飲んだり…不思議と落ち着く空間で、一人でふらっと訪れたいと思えるお店でした。きっとここに来る人がみんなそう思い、だんだんと「HOTEL EMANON」のコミュニティができていくのでしょう。

今回はレストラン利用でしたが、パーティースペースは結婚式や二次会を開催するスペースとしても人気の空間になっています。また、夜は落ち着いた雰囲気の中で、ワインと共に産地直送の野菜や鮮魚を使ったディナーを楽しむこともできます。日常からスペシャルな日まで、誰かのライフルタイルを豊かにするお店。まずはランチタイムから楽しんでみてはいかがですか♪

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