FASHION

2017.11.15

ニットのほつれや縮みは直せるの!?よく起こる4大トラブルの正しい処置法

知らない間にできるほつれや汚れ、ニットは扱いに注意が必要な洋服です。でも気をつけていてもアクシデントというのは起こってしまうもの。今回は、お出かけ先でもできるニットトラブルへの応急処置法をご紹介。お手入れ次第で、ニットはいくらでも着ることができちゃうんです!

いまさらだけど知りたい…!ニットの正しい応急処置

気に入って買ったニットも、ほつれや汚れを見つけた瞬間残念なニットに様変わり。そんな時、「もう着れないな」とクローゼットの奥深くにしまっていたあなた、もったいないです!ニットはアクシデントがあっても、応急処置やその後の手入れをきちんと行えばいくらでも着ることができちゃうんですよ。

今回はよく起こる4大トラブル、ほつれ・汚れ・縮み・伸びの対処法をお伝え。家にあるものででき、ニット大活躍の秋冬にきっと役立つので、ぜひマスターしちゃいましょう。

 

<トラブル1>引っ掛けた!

裏側に入れ込むと目立たなくなる

これ、ニットを着ていると本当によくありますよね?私自身、満員電車で隣の人のコートのボタンが引っかかり、びよーんと糸が伸びた経験が。お気に入りのニットだっただけに悲しい気持ちになったことを思い出しました。私と同じように悲しい気持ちになる前に、ぜひこの応急処置を覚えてください!

 

今回は、家庭によくあるまち針を使用しました。まず針を使ってほつれた部分を裏側に入れ込みます。ある程度裏側に入れ込むことができたら、まち針もそのまま裏側に差し込んでしまいます。差し込んだ後、裏側から針を優しく引っ張り慎重に引き抜きます。そうすると、ほつれ部分が全部裏側にいくので、表側からは目立たなくなりますよ。

 

正面から見てみるとこんな感じ。今回は小さなまち針を使用しましたが、ほつれが大きい場合にはかぎ針を使用するのがおすすめ◎ほつれが小さい場合には、網目に沿って伸ばしてあげるだけで目立たなくなると思いますよ。

 

<トラブル2>汚れた!

濡らしたティッシュを使って汚れを薄くする

こちらも割と起こり得るアクシデント。というのも、ニットの場合汚れがついてしまうと中にまで染み込んでしまうため、取り除くことが非常に難しいのです。でも汚れがついてすぐ応急処置をすれば、洗濯やクリーニングできれいに落としきることができます。

 

まず水で濡らしたティッシュを用意して、汚れた面にそれを当てます。その後、別の濡れたティッシュを使って汚れた面の裏側からぽんぽんと叩いてあげると、汚れを広げることもなく薄くすることができるんです。最後に表にかえして、汚れ部分を直接濡れたティッシュでつまみ取るように拭いてあげましょう。

 

すると…汚れがだいぶ薄くなりましたね!これはあくまでも応急処置なので、この後に洗濯やクリーニングなどを必ず行うようにしましょう。

 

<トラブル3>縮めちゃった!

髪用トリートメントを使う

洗濯した瞬間、サイズが1周りどころか2周り小さくなってることありますよね?そんな時に使用するのが、家庭にある髪用のトリートメント・もしくはコンディショナーです。ニットがしっかりと浸かるくらいの水に、指の先程度の量のトリートメントを投入。30分ほど時間をおいた後に、形を整えれば◎ただし、効果が高い素材と低い素材があるみたい。形を整えた後は、崩れないよう平干しで乾かしましょう。

 

<トラブル4>伸びちゃった!

アイロンでスチームを浸透させ形を整える

お気に入りのニットはついついいっぱい着ちゃうもの。それもあってか最近ニットの伸びが気になるなという人は、この方法を試してみて。伸びが気になる部分にアイロンのスチームを当てて、形を整えればOK。自宅にアイロンがない人は、ドライヤーでも代用できるみたい!でろーんと伸びてしまっている場合には、ニットに霧吹きで水をかけて乾燥機で回すという荒技もありかも。買った頃の素敵な形のニットに戻ってくれるかもしれないですよ!


もう思わぬアクシデントもこわくない♡

急なアクシデントにも対応できるニットの応急処置法をご紹介しました。ニットって本当にダメージを受けやすいけど、かわいくてやめられないんですよね♡気に入って買ったニットを長く着る為にも、ぜひ今回紹介した方法をマスターし試してみてくださいね。

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