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2021.7.02

「周章てる」=「しゅうしょうてる」…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選

読めたらすごい!難読漢字を4つご紹介します。「周章てる」って、なんと読むかわかりますか?「しゅうしょうてる」ではありませんよ。「搦める」「冥い」「癒える」いくつ読めるか挑戦してみてください。

搦める=からめる

「搦める」は「からめる」と読みます。しっかり巻きつけるという意味があり、「解けないように搦める」このような使い方をします。ほかに、密接に関係づけるという意味や、粉状のものや粘り気のあるものを全体につけるという意味もあります。「搦める」以外に「絡める」と表記することもあり、一般的に使われているのは「絡める」です。

冥い=くらい

「冥い」は「くらい」と読みます。光がない様子を表す言葉で、真っ暗な状態を表現するときに使います。「くらい」には、「暗い」や「闇い」という漢字表記もありますが、光が少ない状態のときは「暗い」、暗いよりもさらに暗さが増した状態は「冥い」、全く光がない状態のときは「闇い」このように、暗さの違いで使い分けると覚えておいてください。

周章てる=あわてる

「周章てる」は「あわてる」と読みます。思いがけないことが起こり、平静さを失うという意味があり「地震が発生し周章てて外へ飛び出した」このような使い方をします。「あわてる」というと、「慌てる」の漢字が思い浮かびますよね。意味は同じですが、「慌てる」は心模様から、「周章てる」は動作からというニュアンスの違いを知っておきましょう。

癒える=いえる

「癒える」は「いえる」と読みます。傷が治る・精神的な苦痛が消えるという意味があり、「手術の傷が癒える」「失恋の悲しみが癒える」このような使い方をします。「癒」は、人が病気で寝台にもたれている象形と、一部を抜き取るという意味から成り立っている漢字です。そこから、体の悪い部分を抜き取って「病気が治る」を意味するようになったといわれています。

難読漢字いくつ読めた?

「搦める」「冥い」「周章てる」「癒える」4つの難読漢字を紹介してきましたが、いくつ読めましたか?「周章てる」は「あわてる」と読み、平静さを失うという意味があることがわかりました。知っていると役立つので、ぜひ覚えておいてくださいね。

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