LIFESTYLE

2021.7.02

「好事家」=「こうじけ」…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選

読めたらすごい!難読漢字を4つご紹介します。「好事家」って、なんと読むかわかりますか?「こうじけ」ではありませんよ。「割烹」「塗籠」「闊達」いくつ読めるか挑戦してみてください。

好事家=こうずか

「好事家」は「こうずか」と読み、もの好きな人・風流な事柄を好む人を意味する言葉です。多くの人が興味のないことに関心を持ち、研究したり追求したりする人を指し、「70年代のファッションを追求する姉は好事家である」このような使い方をします。「マニア」と同じようなニュアンスで使う言葉と覚えておくといいですよ。語源は、中国で「もの好き」を意味する「好事」からきていると言われています。

割烹=かっぽう

「割烹」は「かっぽう」と読みます。「割」には、包丁を使って切ったり裂いたりするという意味、「烹」には火を通すという意味があり、調理や料理を意味する言葉です。かつては料理方法のことを指していましたが、現在は高級な日本料理を「割烹」ということが多くなっているようです。座敷でいただく「宴席料理」と異なり、板前さんが目の前で調理し提供するスタイルが主流となっています。

塗籠=ぬりごめ

「塗籠」は「ぬりごめ」と読みます。周囲を土壁で覆う工法でつくられた個室のことで、平安時代貴族の住宅様式である「寝殿造り」の建物に用いられていました。土などを厚く塗った壁に囲まれた小さな部屋を「塗込」といい、当時は寝室や納戸に使われていたのだそう。近世に入ると寝室としては使用されなくなり、収納場所として利用されるようになりました。

闊達=かったつ

「闊達」は「かったつ」と読みます。広い心で小さなことにこだわらない・のびのびと振る舞うという意味があり、「闊達な性格の彼はクラスの人気者だ」このような使い方をします。「闊」には広い・度量があるという意味、「達」には成し遂げる・通ずるという意味があります。「闊達」以外に、「豁達」と表記することもあるので、合わせて覚えておいてくださいね。

難読漢字いくつ読めた?

4つの難読漢字を紹介してきましたが、いくつ読めましたか?「好事家」は「こうずか」と読み、「マニア」と同じような意味をもつ言葉ということがわかりました。いい機会ですので、ぜひ覚えておいてくださいね。

【難読漢字クイズ】読めそうで読めない漢字まとめ