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2021.6.28

「厳つい」=「げんつい」…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選

読めたらすごい!難読漢字を4つご紹介します。「厳つい」って、なんと読むかわかりますか?「げんつい」ではありませんよ。「揮う」「猜む」「睨む」いくつ読めるか挑戦してみてください。

揮う=ふるう

「揮う」は「ふるう」と読みます。持っている能力を上手に使い、十分に発揮するという意味があり、「熱弁を揮う」このような使い方をします。勢いや気力が盛んになるという意味もあり、勇気が盛んになることを表す「勇気を揮う」このような使い方もします。「ふるう」には複数の漢字表記がありますが、「奮う」は「気力が盛ん」、「振るう」は「振り動かす・盛んになる」、「震う」は「小刻みに動く」を意味するので、微妙なニュアンスの違いを覚えておいてください。

厳つい=いかつい

「厳つい」は「いかつい」と読みます。ゴツゴツしているという意味があり、「厳つい体をしている」このような使い方をします。「厳」という漢字は、「荒々しい・乱暴な」という意味をもつことから、「厳つい」が荒々しい様子やごつごつしている様子を表す言葉になったと言われています。主に関西方面で使用されている言葉です。

猜む=そねむ

「猜む」は「そねむ」と読みます。うらやむ・ねたむという意味があり、自分よりも優れている人の才能や幸福に嫉妬するときに使う言葉です。「猜」は、うたがう・ねたむという意味をもつ漢字です。うらやましいと思った後に生まれる、コンプレックスや自己肯定感の低下を表現するときに、「同僚の出世を猜む」このような使い方をします。「そねむ」は「嫉む」と表記するのが一般的です。

睨む=にらむ

「睨む」は「にらむ」と読み、鋭い目つきでじっと見つめるという意味があります。相手をけん制したり威圧するときの表情を表す言葉で、「じろりと睨む」このような使い方をします。精神を集中し視線を動かさずに見つめるという意味もあり、その場合は「変化が激しい情勢を睨む」このような使い方をします。

難読漢字いくつ読めた?

4つの難読漢字を紹介してきましたが、いくつ読めましたか?「厳つい」は「いかつい」と読み、ゴツゴツしている様子を表す言葉ということがわかりました。日常会話で使うこともあるので、ぜひ覚えておいてくださいね。

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