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2021.6.24

「廂」ってなんて読むっけ…?大人なら知っておきたい《漢字の読み方》4選

みなさんは、「廂」の読み方がわかりますか?大人になってもなかなか読めない漢字ってありますよね。今回ご紹介する難読漢字4選は、どれも大人なら知っておきたいものです。「廂」を読めなかった人は、まずは「廂」の答えからチェックしてきましょう♪

(1)「廂」

「廂」は、「ひさし」と読むのが正解です。「廂(ひさし)」とは、”のきの下にそえた小さい屋根”で、建物の窓や出入り口などにあります。また、”帽子のつば”のことも「廂(ひさし)」と言います。大正のはじめのころに流行した「庇髪(ひさしがみ)」というものがあり、それを略した言い方としても使われています。「ひさし」の漢字表記は、「廂」のほかにも「庇」がありますが、現代ではひらがなで表記されることが多いです。

(2)「晩生」

「晩生」は、「おくて」と読むのが正解です!「晩生(おくて)」とは、いくつかの違う品種を同じ環境で栽培したときに、開花や成熟期が比較的遅いもののことです。反対に、早いもののことを「早生(わせ)」と言います。「晩生」は「ばんせい」と読むこともでき、これは”遅く生まれること”や、”成長が遅いこと”という意味があります。

(3)「仕種」

「仕種」は、「しぐさ」と読むのが正解です!「仕種(しぐさ)」とは、”何かをするときのちょっとした動作”や、”俳優の動作や表情、所作”という意味です。たとえば、組んでいる手を組み替えたり、咳をするときに手を口元に持っていったり、これらのちょっとした動作も「仕種(しぐさ)」です。みなさんも、「仕草(しぐさ)」という漢字は知っていますよね。この「仕種」は、「仕草」と同じ「しぐさ」の別の漢字表記なんです。

(4)「長押」

「長押」は、「なげし」と読むのが正解です!「長押(なげし)」とは、日本建築にある部材のことで、柱を水平方向へ繋ぐための役割を担っています。古代の建築では上級層の住宅でだけ使われていましたが、中世以降では上級層以外でも使われるようになりました。「長押(なげし)」には種類がいくつかあり、現代でも和室に使われています。

読める漢字はありましたか?

今回ご紹介した漢字はどれも難読でしたが、みなさんは読むことができたでしょうか?読めなかった漢字は、これを機に覚えてみてくださいね。

《難読漢字クイズ》社会人ならこれ読める?知っておきたい難読漢字まとめ