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2021.6.24

「法被」=「ほうひ」…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選

みなさんは、「法被」の正しい読み方がわかりますか?ちなみに、「ほうひ」と読むのは間違いなので気をつけてください♪今回は、「法被」を含めた難読漢字を、全部で4つみなさんにご紹介します。いくつ読むことができるか、早速トライしてみてください!

(1)「法被」

「法被」は、「はっぴ」と読むのが正解です!「法被(はっぴ)」とは、日本の伝統的な服のひとつで、祭りなどのときに着用する羽織りのことです。もともとは、武士が家紋を大きく染め抜いた「法被(はっぴ)」を使用しており、それを職人なども使用するようになりました。「はっぴ」の漢字表記は、「半被」と書かれることもあります。

(2)「介錯」

「介錯」は、「かいしゃく」と読むのが正解です!「介錯(かいしゃく)」とは、明治時代以前の日本で行われていた”切腹”をするときに行うことのひとつで、切腹するときに介助者が後ろから切腹する人の首を切ることです。切腹をしても人は即死しないので、切腹をすることは負担と苦痛を伴います。それらを軽減させるために行われていたのが、この「介錯(かいしゃく)」です。

(3)「突慳貪」

「突慳貪」は、「つっけんどん」と読むのが正解です!「突慳貪(つっけんどん)」とは、”とげとげしくものを言う”ことや、”乱暴な振る舞いをする”という意味です。また、”無愛想なさま”や”荒っぽいさま”を表すこともできます。「突っ慳貪」と表記もされますが、読み方は同じです。もともとは「慳貪(けんどん)」という言葉があり、その意味を強めた「突き慳貪(つきけんどん)」が音変化したとされています。

(4)「綸旨」

「綸旨」は、「りんじ」と読むのが正解です!「綸旨(りんじ)」とは、”蔵人所が天皇の意により発給する命令文書”のことです。「綸言の旨」というのが正式名称で、「綸旨(りんじ)」はそれを省略した言葉です。「綸旨(りんじ)」に「御」をつけて、「御綸旨(ごりんじ)」とも言われることがあります。

読める漢字はありましたか?

今回ご紹介した4つの難読漢字のうち、みなさんはいくつ読むことができたでしょうか。読むことができなかった漢字は、これを機に覚えてみてくださいね。

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