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2021.6.24

「和む」=「わむ」…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選

みなさんは、「和む」の読み方がわかりますか?今回ご紹介する難読漢字は、どれも難易度が高いものばかりです。みなさんは読むことができるでしょうか?「和む」を含めた4つの難読漢字をご紹介するので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

(1)「悉に」

「悉に」は、「つぶさに」と読むのが正解です!「悉に(つぶさに)」とは、”細かくて詳しいさま”や、”すべてをもれなく、ことごとく”という意味です。たとえば、詳細な説明をすることを、「悉に(つぶさに)説明する」と表現することができます。「つぶさに」の漢字表記は、「悉に」のほかにも「具に」や「備に」という表記があります。

(2)「和む」

「和む」は、「なごむ」と読むのが正解です!「和む(なごむ)」とは、”気持ちなどがやわらいで落ち着く”、”なごやかになる”という意味です。たとえば、気分がなごやかになることを、「気分が和む(なごむ)」と表現することができます。「和む」は、「のどむ」と読むこともできます。「のどむ」と読む場合は、”気持ちなどを落ち着かせる”や、”動作や物ごとを控えめにする”、”猶予する”という意味があります。

(3)「罷る」

「罷る」は、「まかる」と読むのが正解です!「罷る(まかる)」は古語のひとつで、いろんな意味を持っています。”命じられて都から地方へ行く”や、”お許しをいただいて、貴人のもとから退去する”などがあります。また、”行く”や”〇〇いたします”という意味の、謙譲語や丁寧語として使うことができます。

(4)「糺す」

「糺す」は、「ただす」と読むのが正解です!「糺す(ただす)」とは、”正しいか否かを明らかにする”や、”罪過の有無を追及する”という意味で、現代で使われている「正す(ただす)」と同語源になっています。”道理に合っていて正しいかどうか”という意味である、”ことのぜひを正す(ただす)”という言葉があります。現代では「正す」と表記されることが多いですが、この「ただす」を「糺す」と表記することができます。

読める漢字はありましたか?

今回ご紹介した漢字、みなさんはいくつ読むことができたでしょうか?読むことができなかった漢字は、これを機に覚えてみてくださいね。

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