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2021.6.21

「妄執」=「もうしつ」…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選

みなさんは、「妄執」の読み方がわかりますか?「もうしつ」と読んでしまった人は、それは間違いなので正解をチェックしてください!今回は「妄執」を含めた難読漢字を、全部で4つご紹介していきます。みなさんには読むことができるでしょうか?

(1)「妄執」

「妄執」は、「もうしゅう」と読むのが正解です!「妄執(もうしゅう)」は仏教の用語のひとつで、”心の迷いによって、ある特定の考えに執着する”という意味の言葉です。または、そのような状態になっていることを指します。そのような状態になってしまっていることを、「妄執(もうしゅう)に取り憑かれる」と表現することができます。古くでは、「もうじゅう」とも言われていました。

(2)「厭う」

「厭う」は、「いとう」と読むのが正解です!「厭う(いとう)」とは、”嫌って避ける、嫌がる”や、”かばう、いたわる”という意味の言葉です。たとえば、成功するために嫌な苦労も避けずに頑張ることを、「成功するためには苦労を厭わない(いとわない)」と表現することができます。”かばう、いたわる”という意味では、健康に対して使われることが多いです。

(3)「絡げる」

「絡げる」は、「からげる」と読むのが正解です!「絡げる(からげる)」とは、”縄や紐などでくくる”や、”衣服の一部をまくり上げ、帯などに挟む”という意味の言葉です。たとえば、荷物を紐でくくることを「荷物を絡げる(からげる)」と表現することができます。「からげる」の漢字表記には「絡げる」のほかにも「紮げる」がありますが、こちらは現代ではほとんど使われていない漢字です。

(4)「風靡」

「風靡」は、「ふうび」と読むのが正解です!「風靡(ふうび)」とは、”風が草木をなびかせるように、なびき従わせる”ことです。よく使われる言い回しで、「一世を風靡(ふうび)する」という言葉があります。これは、広い範囲の草木をなびかせるように、あるとき(一世)に大流行するという意味になっています。たとえば、とても有名になって大流行したアーティストのことを、「一世を風靡(ふうび)したアーティスト」と表現することができます。

読める漢字はありましたか?

今回ご紹介した難読漢字は、どれも難易度が高いものばかりでした。その中からひとつでも読むことができた人はすごいです♪読めなかった漢字は、これを機に覚えてみてくださいね。

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