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2021.6.18

「燥ぐ」って何て読むっけ…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選

読めたらすごい!難読漢字を4つご紹介します。「燥ぐ」という漢字は、なんと読むか分かりますか?ヒントは騒ぐ様子を表す言葉です。「素麺」「独楽」「河豚」いくつ読めるか挑戦してみてください。

素麺=そうめん

「素麺」は「そうめん」と読みます。小麦を原料とした乾麺の一種で、主に日本や東アジアで食べられています。日本へは中国から伝来したと言われていて、室町時代の文献には「索麺(さうめん)」という名前で記載されているのだそう。「索」は「縄をなう」という意味があり、小麦粉を練って細長く引き伸ばした素麺の製法が由来と考えられています。「さうめん」が転訛して「そうめん」になり、「素」には麺の白さが表されています。

独楽=こま

「独楽」は「こま」と読みます。円盤や円錐形の銅に、軸を中心として回転させながら遊ぶ伝統的なおもちゃのひとつ。古くは「こまつぶり」「こまつくり」「つむぐり」、円形を意味する「つぶり」などと呼ばれていました。古代朝鮮の「高麗(こま)」から伝来したのが語源で、「こまつぶり」の「つぶり」が省略されて「こま」と呼ばれるようになったと言われています。「独楽」は本来、「独りで楽しむ」という意味がある漢字です。

河豚=ふぐ

「河豚」は「ふぐ」と読みます。フグ目フグ科の魚の総称で、敵を威嚇するために体を膨らませるのが特徴です。中国では河川にも生息する「メフグ」が親しまれていたことと、膨れた姿が「豚」に見えることが、「河豚」の漢字が当てられた理由と言われています。下関では「ふく」大阪では「てっぽう」長崎では「がんば」など、地域によっていろいろな呼び名があります。

燥ぐ=はしゃぐ

「燥ぐ」は「はしゃぐ」と読みます。「調子にのってふざける・さわぐ」という意味があり、「子どものように燥ぐ」このような使い方をします。「乾燥」の「燥」が使われている通り、「燥ぐ」には本来「乾燥する」という意味があります。「乾く」の対義語「湿る」は、「気分が沈む・気が滅入る」という意味に派生することから、「乾く」を意味する「燥ぐ」は、騒ぐ・ふざけるといった意味になったのだそうです。

難読漢字いくつ読めた?

4つの難読漢字を紹介してきましたが、いくつ読めましたか?「燥ぐ」は「はしゃぐ」と読み、騒いだりふざけたりする意味があるということが分かりました。ぜひ覚えておいてくださいね。

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