LIFESTYLE
2021.6.16
「託つ」って…?大人なら知っておきたい《漢字の読み方》4選
(1)「嘯く」
とても複雑で難しいこの「嘯く」という漢字。一体なんと読むのでしょうか。この漢字は「うそぶく」と読みます。「嘯く」は「大きなことを言う」、「豪語する」などの意味と「とぼけて知らん顔をする」という意味があります。どちらもあまりいい意味ではありませんね…!聞くことはあっても、できれば言われることがないようにしたい言葉です。
(2)「託つ」
「たくつ」と読みたくなるこの漢字ですが、正しい読み方は「たくつ」ではありません。この「託つ」という漢字は「かこつ」と読みます。「託つ」という言葉の意味は「ほかのことがらにことよせる」「口実とする」「嘆く」「愚痴をいう」などです。よく「○○にかこつけて」という言葉を聞きませんか?その「かこつける」が「託つ」なんですよ!
(3)「蠢く」
「春」にふたつの「虫」がくっついている「蠢く」という漢字はもちろん「はるむしく」ではありません。これは「うごめく」と読むのが正解。イモ虫がはっているようなもぞもぞと動く様子を表しています。もぞもぞ動く様子以外にも、「コソコソする」といった意味合いで使われることもあります。会話などではなにげなく使っている人がかなり多いのではないでしょうか。漢字を知らなかった人は、これをキッカケに覚えてみてくださいね。
(4)「頗る」
「頗る」という漢字はなんと読むのが正しいのでしょうか。これは「たいそう」「予想した程度を越えて」などの意味がある言葉です。これも会話ではなにげなく使われているものですよ。「頗る」という漢字は「すこぶる」と読みます。どうですか?知っている言葉でしたよね!ひらがなだとピンとくる意味ですが、漢字になるとなかなか難しい!
大人なら知っておきたい漢字は覚えて…!
大人なら知っておきたい漢字をご紹介しましたが、正しく読めていましたか?普段はなにげなく口にしている言葉も、漢字になると難しいんです!ぜひ覚えてみてくださいね。