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2021.6.15

「鮖」って何て読む?大人なら知っておきたい魚の《難読漢字》

数ある難読漢字の中でも、「魚偏」の漢字は難しいイメージがありませんか?飲食店でメニューを見たときに、魚偏の漢字を読めなかった経験がある人がいるのではないでしょうか。そこで今回は、魚偏を使っている難読漢字を4つご紹介していきます♪

(1)「鮖」

「鮖」は、「かじか」と読むのが正解です!地域によっては「ごり」や「どんこ」と呼ばれている魚で、全国的に食用として利用されています。漢字表記は、「鮖」のほかに「鰍」と「杜父魚」があります。また、多くの別名を持っている魚で、「石伏(いしぶし)」や「霰魚(あられうお)」、「ぐず」や「かわおこぜ」などとも呼ばれます。

(2)「鯎」

「鯎」は、「うぐい」と読むのが正解です!「鯎(うぐい)」は、多くの地域で「はや」とも呼ばれている淡水魚です。沖縄以外の日本全国に生息していて、脂の乗っている冬が旬として食用利用されています。また、「うぐい」の漢字表記は「石斑魚」と書くこともできますが、これは先ほどご紹介した「かじか」の別名でもあります。魚の種類は全く別のものです。

(3)「鮴」

「鮴」は、「めばる」と読むのが正解です!また、先にご紹介した「かじか」の「ごり」という呼称の漢字表記でもあります。「めばる」はまた別の魚で、別名「春告げ魚(はるつげうお)」とも呼ばれている魚です。名前の通り”春を告げる魚”という意味で、元々はニシンが「春告げ魚」と呼ばれていましたが、最近では「めばる」がそう呼ばれています。

(4)「鰆」

「鰆」は、「さわら」と読むのが正解です!「鰆(さわら)」は出世魚で、40から50cmの大きさに成長すると「さごし」、50から60cmに成長すると「なぎ」、そして60cm以上に成長すると「鰆(さわら)」と呼ばれます。長細い体でお腹が狭いので、「狭腹」から「さわら」と呼ばれるようになったのではないかとされています。また、石川県においては、「かじき」のことを「さわら」と呼びます。

読める漢字はありましたか?

魚偏の漢字は難読なものが多いですが、日本では食用としても親しみ深い存在なので、覚えておくと役に立つことがありますよ。読むことができなかった漢字は、これを機会に覚えてみてくださいね。

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