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2021.6.16

「亀水」=「かめみず」…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選

読めたらすごい!難読漢字を4つご紹介します。「亀水」って、なんと読むかわかりますか?「かめみず」ではありませんよ。今回はすべて地名です。「己斐」「粭島」「馬渡島」いくつ読めるか、ぜひ挑戦してみてください。

己斐=こい

「己斐」は「こい」と読みます。広島県広島市西区にある地名で、さまざまな史跡が存在する歴史ある地域です。「県主(あがたぬし)」が大きな鯉を献上したことから「鯉村」という説や、古くは「許斐」と表記していたことから、筑前宗像の「許斐(このみ)神社」と関係があるという説、山間の村を意味する「峡村(かひむら)」が変化したという説など、「己斐」と呼ばれるようになった由来は諸説あります。

粭島=すくもじま

「粭島」は「すくもじま」と読みます。山口県周南市にある島で、フグ延縄漁の発祥の地として知られています。「福」を招くようにと地元の人たちは「フク」と呼び、島の入り口には「フクのモニュメント」が建てられています。夏には「貴船(きぶね)祭り」が開催され、白装束を着た人たちが御輿(みこし)を担いで海に入り、神社から御旅所へと運びます。海上安全と豊漁を祈願する、300年以上の歴史がある伝統行事です。

亀水=たるみ

「亀水」は「たるみ」と読みます。香川県高松市の西端に位置する港町で、亀水漁港ではチヌ・メバル・サヨリ・カレイなどたくさんの魚が釣れます。古くから涌水に恵まれていた場所で、生命の源の水に対する信仰の表れから「亀水」と名付けられたのではないかと言われています。

馬渡島=まだらしま

「馬渡島」は「まだらしま」と読みます。佐賀県唐津市に属する玄界灘に浮かぶ島、「玄海諸島」の中で一番大きく、最も西にある島です。江戸時代後期、キリシタンの弾圧を逃れるために長崎県の五島や平戸から人々が移住してきたため、神道・仏教・カトリックそれぞれの教徒が共存している島としても知られています。

難読漢字いくつ読めた?

4つの難読漢字を紹介しましたが、いくつ読めましたか?「亀水」は「たるみ」と読み、香川県高松市にある港町ということがわかりました。地元の人しか読めないような難しい地名がたくさんありましたよね。日常的に使うことは少ないと思いますが、いい機会なのでぜひ覚えておいてくださいね。

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