LIFESTYLE
2021.6.14
「嵩む」=「たかむ」…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選
(1)「遁れる」
「遁れる」は、「のがれる」と読むのが正解です!「遁れる(のがれる)」とは、”危険などを避けて遠くに身を置く”ことや、”好ましくない状態になるのを避ける”という意味です。たとえば、危険なことから身を遠ざけて避けることを「難を遁れる(のがれる)」と表現したり、責任を避けることを「責任を遁れる(のがれる)」と表現したりします。「のがれる」は、一般的には「逃れる」と表記されることがほとんどです。
(2)「躱す」
「躱す」は、「かわす」と読むのが正解です!「躱す(かわす)」とは、”ぶつからないように身をひるがえして避ける”や、”巧みに避けて逃れる”という意味です。たとえば、飛んできたボールに当たらないように身をひるがえして避けることを、「飛んできたボールを躱す(かわす)」と表現することができます。また、「追求を躱す(かわす)」のように会話でも使うことができます。
(3)「嵩む」
「嵩む」は、「かさむ」と読むのが正解です!「嵩む(かさむ)」とは、”かさ・数量が大きくなる、増す”という意味です。たとえば、荷物が増えることを「荷物が嵩む(かさむ)」と表現することができます。「嵩む(かさむ)」は、体積や数量、分量が増えることに対して使うことができます。
(4)「憚る」
「憚る」は、「はばかる」と読むのが正解です!「憚る(はばかる)」とは、”差し障りを覚えてためらう、遠慮する”ことや、”幅をきかす、いばる”、”いっぱいに広がる”という意味になっています。たとえば、誰にも遠慮せず自由に生きることを、「誰にも憚らず(はばからず)に生きる」と表現することができます。また、”幅をきかす”という意味では、「憎まれっ子世に憚る(はばかる)」という言い回しがよく使われます。
読める漢字はありましたか?
今回ご紹介した難読漢字を、みなさんは読むことができたでしょうか。読めなかった漢字はこれを機に覚えてみてくださいね。