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2021.6.11

「山桜桃」=「やまさくらもも」…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選

「山桜桃」=「やまさくらもも」…?世の中には触れる機会もほとんどない漢字がたくさん!その中でも読めたらすごい難読漢字をご紹介しますよ。「山桜桃」「八重葎」「木斛」「金縷梅」、いくつ読めるかな?

(1)「山桜桃」

「山」に「桜」に「桃」…一見簡単そうな「山桜桃」ですが、「やまさくらもも」ではありません。これは「ゆすらうめ」と読む漢字で、実は植物の名前なんです!知っていましたか?バラ科サクラ属の落葉低木の果樹なんです。サクランボにそっくりな赤い実をつけることで知られていて、サクランボの木だ!なんて思っていた人もいるかもしれません!俗名は「ユスラゴ」ですよ。このサクランボに似た果実、食べることができるんです!

(2)「八重葎」

「八重葎」という漢字、「やえりつ」ではありませんよ。これは「やえむぐら」といって、いくえにも生い茂っている雑草を表す漢字なんです。「八重」はたくさんを意味する言葉、「葎」は雑草を示しているんですよ。実はこのやえむぐらの漢字はアカネ科の一年草の名前としても知られているんです。どちらの意味も覚えておくといいかもしれませんよ。

(3)「木斛」

「木斛」は分かりますか?これも植物の名前の漢字なんです。「もっか」ではありませんよ。「木斛」は「もっこく」と読み、庭木の王ともいわれているんだとか。江戸時代から重宝されてきた造園樹でもあるんですよ。初夏に花を咲かせ、秋には赤い実がなり、日陰でも育つ丈夫な性質を持っているので初心者でも扱いやすいのが特徴です。剪定をしなくても自然ときれいな形に広がっていきお手入れも簡単なのでおうちにある人もいるのではないでしょうか!

(4)「金縷梅」

「金縷梅」はなんて読むと思いますか?「きんぼろうめ」ではありませんよ。これは「まんさく」と読みます。毎年2月ごろに花を咲かせる落葉樹。日本原産で沖縄県を除く全国に分布していますよ♪黄色いお花はとってもかわいらしく、目立つので見たことがある人も多いのではないでしょうか。

読めたらすごい難読漢字、覚えちゃお!

4つの漢字はどれも植物にまつわるものでしたね。見たことがある植物の名前も、そうでない植物の名前もぜひこれを機に覚えてみてくださいね…!

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