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2021.6.09

「防人」って何て読むっけ…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選

みなさんは、「防人」の読み方がわかりますか?もちろん、「ぼうひと」とは読みませんよ♪今回ご紹介する4つの難読漢字は、どれも難易度がとても高いです。そんなハイレベルな難読漢字を、みなさんは読むことができるでしょうか?

(1)「萎む」

「萎む」は、「しぼむ」と読むのが正解です!「萎む(しぼむ)」とは、”植物が生気をなくしてしおれたり縮んだりする”ことや、”いっぱいにふくらんでいたものが縮む”ことです。漢字自体は難読ですが、日常的に使われている言葉ですよね。たとえば、しおれてきた花のことを「萎んできた(しぼんできた)花」と言います。また、空気がいっぱいに入った風船が縮むことを「風船が萎む(しぼむ)」と言うことができます。

(2)「托鉢」

「托鉢」は、「たくはつ」と読むのが正解です!「托鉢(たくはつ)」とは、古代のインド宗教の、出家者の修行形態のひとつです。その宗教には、仏教やジャイナ教も含みます。僧侶が街中を歩いていたり、街中に立っていたりするのを見たことはありませんか?信者の家々を巡って生活に必要な最低限の物資をもらい、街を歩きながらまたは街の辻に立って、信者に功徳を積ませる修行があるんです。

(3)「茅葺」

「茅葺」は、「かやぶき」と読むのが正解です!「茅葺(かやぶき)」とは、ススキなどの茅(かや)を材料にして家の屋根を覆うこと、またはその屋根のことです。「茅葺(かやぶき)屋根」と呼ばれることもあります。これは日本だけではなく、英国や北欧など世界で幅広く見られる文化です。

(4)「防人」

「防人」は、「さきもり」と読むのが正解です!「防人(さきもり)」とは、古代中国や日本の飛鳥から平安にかけて、律令制度のもとで行われた軍事制度のことです。現代でも使われている言葉で、自衛官や消防官など安全を守る役職の人のことを、比喩的に「防人(さきもり)」と呼ぶことがあります。また、「さきもり」と読まれることが多いですが、「ぼうじん」と読むこともできます。

読める漢字はありましたか?

今回の難読漢字は歴史にまつわる言葉もあったので、歴史が好きな人なら読むことができたかもしれませんね。読むことができなかった漢字は、これを機に覚えてみてくださいね。

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