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2021.6.04

「英でる」って何て読むっけ…?大人なら知っておきたい《難読漢字》

みなさんは、「英でる」の読み方がわかりますか?難読ではありますが、これは大人なら知っておきたい漢字のひとつです。そこで今回は、難読漢字を4つ用意しました!みなさんには全部読むことができるでしょうか?ぜひ挑戦してみてくださいね。

(1)「天邪鬼」

「天邪鬼」の読み方は、「あまのじゃく」と読むのが正解です!「天邪鬼(あまのじゃく)」とは、”故意に相手に逆らう人”や、”わざと多数派に逆らう言動をする人”という意味で使われます。元は”日本の妖怪の一種”とされているもので、悪戯を仕掛ける小鬼ということが転じて、先にご紹介したような意味合いで使われるようになりました。

(2)「薬研」

「薬研」の読み方は、「やげん」と読むのが正解です!「薬研(やげん)」とは、生薬などの薬剤をひいて、粉末にしたり液体にしたりする、世界に偏在する伝統的な薬を作る道具のことです。日本語では、「薬研(やげん)」のほかにも、「薬卸(くすりおろし)」と呼ばれることもあります。いろんな素材でできたものがありますが、21世紀では金属製のものが多いです。

(3)「雑兵」

「雑兵」の読み方は、「ぞうひょう」と読むのが正解です!「雑兵(ぞうひょう)」とは、”身分の低い兵士”という意味になっています。また、そのことから転じて、”取るに足らない者”や”下っ端”という意味でも使われるようになった言葉です。「雑兵」の読み方は、「ぞうひょう」以外に「ざっぴょう」と読むことができますが、どちらも意味は同じになっています。

(4)「英でる」

「英でる」の読み方は、「ひいでる」と読むのが正解です!「英でる(ひいでる)」とは、”ほかのものより特にすぐれている”ことや、”能力が抜きんでている”ことを表す言葉です。たとえば、「〇〇をすることが特にすぐれている」ことを、「〇〇をすることに英でている(ひいでている)」と表現することができます。みなさんも、日常会話などで使ったことや聞いたことがある言葉なのではないでしょうか。

読める漢字はありましたか?

中には現代であまり使われていないものもありますが、今回ご紹介した漢字は大人なら覚えておきたいところ。読むことができなかった漢字があった人は、これを機会に覚えてみてくださいね。

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