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2021.6.04

「咱夫藍」って何て読む…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選

読めたらすごい!難読漢字を4つご紹介します。「咱夫藍」って、なんと読むかわかりますか?ヒントは、鮮やかな黄色が特徴的な、ご飯に使うスパイス。「蕺草」「紫苑」「雛罌粟」いくつ読めるか挑戦してみて。

咱夫藍=サフラン

「咱夫藍」は「サフラン」と読みます。世界で最も高価なスパイスのひとつで、古代ギリシャではサフランの黄色が珍重され、王族だけが使えるロイヤルカラーとされた時代もあったのだそう。主に調味料や着色料として使い、サフランライス・クスクス・パエリアなどに欠かせないスパイスとして知られています。「咱夫藍」以外に、「洎夫蘭」「番紅花」と表記することもあります。

蕺草=ドクダミ

「蕺草」は「ドクダミ」と読みます。独特の強い香りをもつのが特徴で、湿った陰地などに群生している植物です。漢方薬の原料としても使われ、薬草としての効能が多いことに由来する「十薬(じゅうやく)」という別名もあります。語源は、解毒作用があることから「毒痛み」、特有の臭いで毒があると勘違いされた「毒溜め」が変化して、「蕺草(ドクダミ)」と呼ばれるようになったなど、諸説あります。

紫苑=シオン

「紫苑」は「シオン」と読みます。薬用植物として中国・朝鮮から伝えられた多年草で、漢名の「紫苑」の音読みから名付けられています。「鬼の醜草(オニノシコグサ)」「十五夜草(ジュウゴヤソウ)」「思い草(オモイグサ)」などの別名があり、花言葉は昔を思いしのぶという意味を持つ「追想」です。

雛罌粟=ヒナゲシ

「雛罌粟」は「ヒナゲシ」と読みます。ヨーロッパ原産のケシ科の一年草で、フランスやポーランドなどの国花として有名な植物です。「虞美人草(グビジンソウ)」や「畑の雑草」という別名もあり、ケシ科の植物を総称して「ポピー」と呼ぶこともあります。赤・白・ピンク色などがあり、薄い紙で作った造花のように見えるのが特徴です。

難読漢字いくつ読めた?

4つの難読漢字を紹介してきましたが、いくつ読めましたか?「洎夫藍」は「サフラン」と読み、黄色が特徴的なサフランライスに欠かせないスパイスということがわかりました。知っておくと便利なので、ぜひ覚えておいてくださいね。

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