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2021.6.04

「位高」=「いたか」…?読めたらスゴイ!《名字の難読漢字》4選

読めたらすごい!難読名字を4つご紹介します。「位高」って、なんと読むかわかりますか?「いたか」ではないですよ。「久遠」「浮気」「真路」いくつ読めるかレッツトライ!

久遠=くおん

「久遠」は「くおん」と読みます。全国に約10人しかいない、超レアな名字です。久遠は「長く久しい・遠い過去または未来」という意味を持つ、仏教語がルーツの伝統的な名字と言われています。響きが美しく、かっこいい難読名字として知られていて、長野県上水内郡飯綱町や埼玉県川口市に存在します。「くおん」以外に、「ひさとお」や「くどお」と読むこともあります。

浮気=ふけ

「浮気」は「ふけ」と読みます。「うわき」と読むのが一般的ですが、日本の地名や名字に使われている「浮気」は「ふけ」と読みます。「浮気(ふけ)」さんは、全国に150人ほどしかいない珍しい名字で、滋賀県守山市の浮気町(ふけちょう)がルーツと言われています。滋賀県が1番多く、神奈川県や京都府でも見られる名字です。

真路=しころ

「真路」は「しころ」と読みます。全国に約40人しかいないとても珍しい名字で、大分県・福岡県・神奈川県に存在します。詳しいルーツはわかっていませんが、「真の道路」が由来と言われています。大分県宇佐市が1番多く、大分県大分市、神奈川県足柄上郡山北町が続きます。「しころ」以外に、「しんろ」と呼ぶこともあるそうです。

位高=やごと

「位高」は「やごと」と読みます。全国に約210人存在する名字で、現在の長野県である信濃(しなの)が起源と言われています。愛知県が1番多く、長野県・東京都・兵庫県・大阪府が続きます。「位高」は、尊い・高貴を指す「やんごとない」という意味があるという説や、「高い様」を表しているという説があります。

難読名字いくつ読めた?

「久遠(くおん)」「浮気(ふけ)」「真路(しころ)」「位高(やごと)」、4つの難読名字を紹介してきましたが、いくつ読めましたか?「位高」は「やごと」と読み、長野県が起源の名字ということがわかりました。使う機会は少ないかもしれませんが、知っていると役立つのでぜひ覚えておいてくださいね。

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