LIFESTYLE

2021.6.04

「朔」=「さく」じゃないの…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選

読めたらすごい難読漢字を4つご紹介します。「朔」という漢字は、なんと読むかわかりますか?「さく」ではないですよ。ヒントは、毎月はじめにくる日のこと。「橙」「弩」「嘴」いくつ読めるか挑戦してみましょう。

橙=だいだい

「橙」は「だいだい」と読みます。みかんの1種で、さっぱりとした甘さが特徴の香酸柑橘です。新旧の実が「代々」一緒に実る性質が語源で、縁起物としてお正月の飾りや鏡餅に乗っていることで知られています。「橙」は和名で、「ビターオレンジ」や「サワーオレンジ」という別名もあります。橙はみかんなどのようにそのまま食べるのには向いておらず、果汁を絞ってポン酢などの調味料やサワーなどの飲料に使われることが多いです。

弩=いしゆみ

「弩」は「いしゆみ」と読みます。東アジア、特に中国で古代から近世にかけて使われていた武器の1種で、西洋で用いられた弓「クロスボウ」とほぼ同一のものです。弩は、通常の弓に比べて飛距離や貫通力が優れていて、命中精度も高いのだそう。「いしゆみ」以外に、「ど」や「おおゆみ」と読むこともあります。

嘴=くちばし

「嘴」は「くちばし」と読みます。鳥類の口先で、細長く突き出ている部分を指す漢字です。「口の端」が語源で、「嘴」以外に「觜」と表記することもあります。嘴は哺乳類のカモノハシや、昆虫の一部にも見られます。「嘴が黄色い」という慣用句は、ヒナの嘴が黄色いことから「年齢が若くて未熟である・経験が足りない」という意味を表現しています。

朔=ついたち

「朔」は「ついたち」と読みます。月がはじまる日「1日」のことを意味する漢字です。月のはじまりなので「月立ち(つきたち・つきだち)」と読んでいたのが語源で、発音が変化して現在の「ついたち」になったといわれています。「朔」は象形文字で、欠けていった月がもとに戻るという意味があることから、この漢字が使われています。

難読漢字いくつ読めた?

4つの難読漢字を紹介してきましたが、いくつ読めましたか?「朔」は「ついたち」と読み、月のはじまり「1日」を指す漢字ということがわかりました。すべて1文字漢字だったので、なんと読むか想像するのが難しかったのではないでしょうか。いい機会ですので、ぜひ覚えておいてくださいね。

社会人ならこれは読めて当たり前。《難読漢字クイズ》をやってみる!