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2021.5.21
「放生会」=「ほうせいかい…?」読めたらスゴイ!《難読漢字》まとめ
(1)「放生会」
「放生会」は、「ほうじょうえ」と読むのが正解です!「放生会(ほうじょうえ)」とは仏教における宗教儀式のひとつで、”捕獲した生き物を自由にして殺生を戒める”ために行われます。地域によって呼ばれ方が異なる場合もあり、八百万の神を信仰する神道にも取り入れられています。現代においても、それぞれの寺や神社で決められた日に毎年「放生会(ほうじょうえ)」を行なっているところが数多くあります。
(2)「松明」
「松明」は、「たいまつ」と読むのが正解です!「松明(たいまつ)」とは、明かりとして使われる”木などに火をつけたもの”のことです。棒状や竿状の木などの先端に燃えやすい松脂を含んだ布を巻いたり、枯れ草などを巻き付けたりします。そこに火をつけ、明かりとして手で持ち歩いて使います。明かりとして使用されるだけではなく、古くからいろいろなお祭りなどでも使われています。
(3)「論う」
「論う」は、「あげつらう」と読むのが正解です!「論う(あげつらう)」とは、”言いたてる”や”論ずる”という意味の言葉です。理非や可否について議論することを表したり、欠点などを取り上げてとやかく言うことを表したり、使われるシーンによって違ったニュアンスを持ちます。単純に”論ずる”という意味で使われることもありますが、ほとんどは否定的な意味合いで使われます。
(4)「煩瑣」
「煩瑣」は、「はんさ」と読むのが正解です!「煩瑣(はんさ)」とは、”細々として煩わしいこと”を表す言葉です。たとえば、何かの手続きをしなければいけないときに、それに必要な手順や準備しなければいけない書類などが多いと煩わしいですよね。そのような細々として煩わしいことを、「煩瑣(はんさ)な〇〇」と表現することができます。
読める漢字はありましたか?
なかなか読めない難読なものばかりでしたが、中には日常やビジネスシーンで使われるものもありました。読めなかった漢字は、これを機に読み方を覚えてみてくださいね。