LIFESTYLE
2021.5.19
「比丘尼」=「ひおかあま」…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選
(1)「比丘尼」
「比丘尼」の読み方は、「びくに」と読むのが正解です!「比丘尼(びくに)」は出家した女性のことで、男性の場合は「比丘(びく)」と呼ばれます。この名前はサンスクリット語が語源となっています。一般的には男女を区別しない呼び名である、「尼(あま)」や「尼僧(にそう)」と呼ばれることが多いです。また、日本ではキリスト教の修道女のことを「尼」と呼ぶ場合もあります。
(2)「窯業」
「窯業」の読み方は、「ようぎょう」と読むのが正解です!「窯業(ようぎょう)」とは、釜で土や砂などを高熱処理する工業のことです。陶器や瓦、ガラスやセメントなどは、どれも「窯業(ようぎょう)」で作られているものです。また、「窯業(ようぎょう)」は釜を使用することから、「釜業」と呼ばれることもあります。
(3)「馭者」
「馭者」の読み方は、「ぎょしゃ」と読むのが正解です!「馭者(ぎょしゃ)」とは、馬車の馬を扱う人の名前です。「馭者(ぎょしゃ)」のほかにも「御者」という漢字表記があり、読み方は同じく「ぎょしゃ」と読むことができます。ちなみに、馬車は軽車両の扱いになっていて、日本の公道では現代でも馬車で走ることができます。
(4)「薬師」
「薬師」の読み方は、「くすし」と読むのが正解です!「薬師(くすし)」とは、現代の「医者」の古くに呼ばれていた名称です。主に漢方を扱い、生薬による治療が行われていました。また、「薬師」は「やくし」と読むこともでき、仏教における信仰対象のひとつ”薬師如来”の省略した呼び名になっています。現代では医者のことは医者と言うので、「薬師」という漢字を見かけたら「やくし」と読む可能性のほうが高いです。
読める漢字はありましたか?
今回ご紹介した難読漢字を、みなさんはひとつでも読むことができたでしょうか?読むことができなかった漢字は、難読漢字を知ることができたこのタイミングを機会に、ぜひ読み方を覚えてみてくださいね。