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2021.5.07
「冶金」=「ちきん」じゃないよ!意外と読めない《難読漢字》4選
(1)「冶金」
「冶金」は、「ちきん」ではなく「やきん」と読むのが正解です!「冶金(やきん)」とは、”鉱物から金属を作ったり、それから合金を作ったりする作業”のことです。また、そのために必要な技術である「冶金術」や、知識である「冶金学」を含めた意味で「冶金(やきん)」と言われることもあります。いわゆる”金属工学”は、”冶金学”のことです。
(2)「凄絶」
「凄絶」は、「せいぜつ」と読むのが正解です!「凄絶(せいぜつ)」とは、”非常にすさまじいこと”や、その様子を表す言葉です。間違えて「そうぜつ」と読みがちな難読漢字なので、みなさんも注意してください♪たとえば、非常にすさまじい争いのことを「凄絶(せいぜつ)な争い」と表現することができます。その状態を表したいときは、「凄絶(せいぜつ)な状況(様子)」などのように使うことができます。
(3)「刎ねる」
「刎ねる」は、「はねる」と読むのが正解です!「刎ねる(はねる)」は、みなさんもよく知る「跳ねる(はねる)」と同じ意味の言葉で、”勢いよく飛び上がる”ことや、”液体などが飛び散る”などの意味になります。川から魚が飛び上がることを「魚が刎ねる(はねる)」と表現することができます。今ではほとんど使われていない漢字なので、読める人が少ないんです。
(4)「八卦」
「八卦」は、「はっけ」と読むのが正解です!「はっか」と読むこともでき、古代中国から伝わる易(えき)の基本的な8種類の形のことです。自然と人間を支配するのが8つの要素だと考えられた古代中国で、後から漢字を当てさらに形を変えて「象」というものに変化しました。これが「八卦(はっけ)」と言われるものです。
読める漢字はありましたか?
中には日常会話で出てくるものもありましたが、みなさんは何個読むことができたでしょうか。今回読むことができなかった漢字は、これを機に覚えてみてくださいね。