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2021.5.07

「岡阜」=「おかふ」…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選

読めたらすごい!難読漢字を4つご紹介します。「岡阜」という漢字は、なんと読むかわかりますか?「おかふ」ではないですよ。「鶴嘴」「暖簾」「正閏」いくつ読めるかレッツトライ!

岡阜=こうふ

「岡阜」は「こうふ」と読みます。小高い丘という意味で、「城跡のある岡阜に登る」このような使い方をします。「岡」は、小高くなった土地や低い山を意味する漢字。「阜」は「丘」を指し、「段のついた土山」の象形から成り立った漢字です。

鶴嘴=つるはし

「鶴嘴」は「つるはし」と読みます。堅い土地を掘り起こすときに使う鉄製の道具のことで、「鶴嘴でアスファルトを砕く」このような使い方をします。鶴嘴は先端がとがっていて、T字のように頭部が左右に張り出しているのが特徴。とがった先端が「鶴の嘴(くちばし)」に似ていることが、鶴嘴と呼ばれる由来です。

暖簾=のれん

「暖簾」は「のれん」と読みます。日よけや目隠しのために、店先に吊り下げている布のことです。複数の布の上部を縫い合わせて、輪状の布をつけて竹竿に通し、下部は垂れ下がった状態になっているのが特徴です。縫い合わせた布の数は、縁起がいいとされている奇数枚であることが多いのだそう。営業していることを知らせるためのものでもあるので、称号や家紋などで染め抜かれた暖簾もあります。

正閏=せいじゅん

「正閏」は「せいじゅん」と読みます。平年と閏年(うるうどし)、または正しい系統とそうでない系統を意味する言葉です。漢字文化圏において、王位の正統性がどの王朝であったかを議論する「正閏論(せいじゅんろん)」という言葉があり、「北朝鮮正閏論」や「三国志正閏論」という使い方をされています。この場合「閏」は「異端」という意味になり、「本来あるもののほかにあるもの」「正統ではないあまりもの」を意味します。

難読漢字いくつ読めた?

「岡阜」「鶴嘴」「暖簾」「正閏」、4つの難読漢字を紹介してきましたが、いくつ読めましたか?「岡阜」は「こうふ」と読み、小高い丘を意味する漢字ということがわかりました。意味も読み方も難しく日常会話で使うことは少ないですが、知っておくと役に立つのでぜひ覚えておいてくださいね。

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